卒業の認定に関する方針
(ディプロマポリシー)
(ディプロマポリシー)
学部
湘南工科大学は、以下に示す3つの能力S(Sense)、I(Intelligence)、T(Teamwork)を身につけ、かつ所定の単位を修得した学生に、学士(工学)の学位を認定する。
- Sense
多種多様な情報を集めて判断・分析し、その中から課題を発見して、解決のための構想を描くことができる。 - Intelligence
教養と専門分野の知識・技能を課題の解決に活用し、その過程を通じて自らを高めてゆくことができる。 - Teamwork
確かな人間性と社会性に支えられた能動的なコミュニケーションによって、他者と協働することができる。
教育指標
共通指標:すべての授業に共通する、汎用的能力に関する指標
受けとる力 | 情報を受け取って理解・判断し、的確に対処することができる。 |
キーワード:読解力、傾聴力、情報収集力、理解力、判断力、課題発見力 | |
深める力 | 課題を考察し、解決の手段とそれに必要な知識・技術を見出すことができる。 |
キーワード:思考力、解析力、想像力、構想力 | |
進める力 | 計画を立て実行し結果を振り返り改善するサイクルを、継続することができる。 |
キーワード:計画力、実行力、応用力、自己評価力、修正力、継続力 | |
高める力 | 高い目標に主体的に挑戦して、自らの能力を向上させることができる。 |
キーワード:意欲、主体性、向上心、自己学習、自信、創造性、独創性 | |
伝える力 | 客観的事実や自らの考えを、言葉や文章でわかりやすく正確に表現することができる。 |
キーワード:表現力、文章力、プレゼンテーションスキル、自己発信力 | |
つなげる力 | 確かな人間性と社会性をもち、集団の中で自らの役割を果たすことができる。 |
キーワード:倫理観、耐ストレス性、親和力、柔軟性、協調性、リーダーシップ、メンバーシップ |
固有指標:個々の授業内容に依存する指標
知識・理解 | 教養、数理の基礎知識、工学全般の基礎知識、各分野の専門知識など。 |
技術・活用 | コミュニケーションの基本技術、ITの基本技術、専門分野の基盤的技術、専門分野の高度な技術など。 |
博士前期課程
以下に掲げる大学院博士前期課程修了生としての能力を身につけたと判断される者に、修士(工学)の学位を授与する。
上記の能力は、以下を達成したときに、身につけたものと判断する。
a.カリキュラムにおける所定の単位を修得していること。
b.研究成果について、少なくとも1編の学術論文の学外発表もしくは公表を行っていること、または少なくとも1回の学外公開作品展示を行っていること。
c.修士論文を提出・発表し、審査の結果、合格と判定されていること。
- 専門分野において必要とされる知識を有し、それを応用し実践する能力。
- 専門分野における課題を把握し、解決方法を自ら見出す能力。
- 社会において必要とされる教養や知識を活用し、自ら行動する能力。
- 協調性と多面的な視野をもって、計画的に研究開発を遂行する能力。
- 研究成果の発表やまとめなどにおける論理的な記述力とコミュニケーション能力。
上記の能力は、以下を達成したときに、身につけたものと判断する。
a.カリキュラムにおける所定の単位を修得していること。
b.研究成果について、少なくとも1編の学術論文の学外発表もしくは公表を行っていること、または少なくとも1回の学外公開作品展示を行っていること。
c.修士論文を提出・発表し、審査の結果、合格と判定されていること。
博士後期課程
以下に掲げる大学院博士後期課程修了生としての能力を身につけたと判断される者に、博士(工学)の学位を授与する。
上記の能力は、以下を達成したときに、身につけたものと判断する。
a.カリキュラムにおける所定の単位を修得していること。
b.研究成果について、自らが主執筆者である学術論文を少なくとも2編公表していること。
c.博士論文を提出・公開発表し、審査の結果、合格と判定されていること。
- 専門分野において必要とされる高度な学術的知識を体系的に理解し、高度な応用が可能であり、かつ、それらを発信し教授する能力。
- 専門分野における課題を社会的かつ学術的な見地から深く把握し、解決方法を創出する能力。
- 社会において必要とされる幅広い教養や知識を活用し、自ら積極的に行動する能力。
- 協調性と多面的な高い視野と見識をもって、リーダとして計画的に研究開発を主導する能力。
- 高度な研究を行い、その成果と知見を学術論文としてまとめ、国内外の学会や学術雑誌等で公表する能力。
上記の能力は、以下を達成したときに、身につけたものと判断する。
a.カリキュラムにおける所定の単位を修得していること。
b.研究成果について、自らが主執筆者である学術論文を少なくとも2編公表していること。
c.博士論文を提出・公開発表し、審査の結果、合格と判定されていること。