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湯浅准教授と研究室の学生が電子情報通信学会でW受賞


湯浅准教授の概要発表

2017年12月13日~15日、石川県の金沢歌劇座で開催された、電子情報通信学会「HCGシンポジウム2017」において、本学コンピュータ応用学科の湯浅将英准教授が優秀インタラクティブ発表賞を受賞、同研究室4年の高井勇輝さんと中川拓海さんが特集テーマセッション賞を受賞しました。

同シンポジウムは、電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)が年に1度開催するもので、HCGに属する各研究会をはじめ、そのほかの研究分野との横断的かつ濃密な交流を促進し、幅広い分野の研究者がディスカッションできる場にもなっています。

当日、湯浅准教授は、雰囲気工学セッションにおいて、擬人化エージェントによる会話の様子の再現について研究された「Conversational
atmosphere model and reproduction by animated agents」を発表しました。これは複数人の会話の雰囲気をコンピュータ上で再現することを試みた研究で、人とコンピュータとのコミュニケーションを豊かにしていくことにつながります。

また、同研究室の高井さんと中川さんは、研究テーマ「多人数キャラクタを用いた社会的場面におけるソーシャルスキル訓練システムの提案」を口頭発表とポスターセッションで紹介しました。彼らの研究発表には、本学が学生の自主的、能動的、積極的な課外活動を通して、新しい技術や新産業の創出につながる創造性を育てることを目的に制定された「SITチャレンジ制度」が活用されていて、大学が資金を支援しています。

湯浅准教授は「ソーシャルスキル、情報環境や雰囲気など、『コミュニケーションに関連する研究』が世の中に認められてきたと考えています。コンピュータの新たな応用先として、人のコミュニケーションを同学科で学んでもらえればと思います」と話しています。

表彰式(高井さん、中川さん)

表彰式(湯浅准教授)

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