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総合デザイン学科


プロダクト、空間、エンジニアリング
総合的にデザインを学び、豊かな未来を創造する
考えては創る、創っては考える。思考と制作の反復体験から、デザインとテクノロジー両方の感性を育みます。さまざまなテクノロジーや価値観が複雑に絡みあう社会の課題に対して、デザインで解決するための発想力と実践力を身につけることを目指します。

モノづくり × コトづくり
デザインプロセスを通し“心豊かになる体験”を追究
今、形ある「モノ」のデザインだけではなく、どのような体験を提供し、その体験を通じて人々が何を得られるかという「コト」をデザインするユーザーエクスペリエンス(UX)が、設計に求められています。さまざまな課題のデザインプロセスを通じて、人々の“心豊かになる体験”を追究します。

キーワード

プロダクトデザイン
空間デザイン
エンジニアリングデザイン
メディアデザイン
インタラクションデザイン

取得を目指す資格


  • CAD利用技術者試験
  • プロダクトデザイン検定
  • インテリアプランナー
  • カラーコーディネーター検定
  • 中学校教諭1種免許(技術)
  • 高等学校教諭1種免許(工業)

目指す進路


  • プロダクトや空間デザインの企画
  • 生活用品や乗り物などの設計
  • 家具からランドスケープまでの空間デザイン
  • ロボティクス・デザイン
  • プロジェクトマネージャー
  • メディア・クリエイター

大学近隣の飲食店の建て替え計画。地域のお店、不動産会社と連携し建築物を設計。CADを用いて製図し、CGでリアルに表現

モビリティデザイン。車の歴史、種類、開発のプロセスなどを学び、オリジナルなモビリティを提案

あらゆる熱を動力に変換する「スターリングエンジン」の仕組みを学び、エネルギー活用をデザインする

工学的思考力を養いながら、プロダクト・空間・エンジニアリングのデザインを総合的にプロジェクト形式で学修

2035年の世の中を想定したプロダクトデザインのアイデアスケッチ。課題抽出と事前調査を制作・発表

アクティブラーニングによる教育効果を高めるボードゲームを卒業研究で学生が製作。「モノ」「コト」すべてがデザインの対象

空間デザイン分野の卒業制作で可変可動式の茶室を学生が設計・製作。同分野では常に実験的で斬新なデザインを追求し、実践的に制作

価値からのシナリオ化を通じ、理想的なUX(ユーザー体験)を実現するためのデザインプロセスを体得



総合デザイン学科の特徴

デザインとテクノロジーをハイブリッドに学ぶ

1・2年次はプロダクト・空間・エンジニアリングに関するデザインと工学の知識、技術を基礎から学びます。デザイン理論の講義と造形実習でデザイン表現を身につけ、製図や工業材料、機構などの工学的基盤も複合的に養います。

ジャンルを横断し総合的実践力を修得

1~3年次は、自分らしさを発揮できる個人課題と、より大きな発想へと導く共同制作を中心に展開します。4年間を通してロジカルな思考とスキルを、プロダクト・空間・エンジニアリングのデザインを横断しながら実践的に学びます。

社会をデザインするプロフェッショナルを育む

3年次からは、専門分野を追究しながら、より高度で複合的な研究や制作を行い、4年次には、さらに発展した卒業研究、卒業制作へと進みます。社会の課題を多面的に捉え、自らの発想を即座に実践できるプロフェッショナルを育成します。

学びの分野

総合デザインプロジェクト
本学科の中心的カリキュラム。デザインのアイデアから具現化、プレゼンテーションを経て、生きた発想力と実践力を身につけます。制作物は学内外での公開や産官学連携などで多くの視点や意見を得て、より進化し、深化したデザインを目指します。
プロダクトデザイン
日用品から家電、ロボットなどまで、あらゆるプロダクトを対象にデザインとテクノロジーを学びます。スケッチからデジタル技術まで、さまざまな手法でイメージを設計・構築。木材や樹脂、金属などの素材を用いて実践的なプロダクトデザインを修得します。
空間デザイン
衣服から家具、室内、建築、庭園、ランドスケープなどまで、私たちを取り巻くあらゆる空間デザインを、ドローイング、模型、写真、CG、VRなどの多様なメディアを用いて考え、表現します。実物大の作品を中庭や海岸などで制作し実践的・実験的に学びます。
エンジニアリングデザイン
アップル創業者のスティーブ・ジョブズは「“ デザイン” は見た目のことではなく“どう機能するか”」だと言っています。何を作るのか、どうしたら作ったモノが動くのか、目的の機能を果たすにはどうすればよいのか、実際にモノを作り動かしながら学修します。

トピックス[about X-Tech]

デザイン × 情報メディア

総合デザイン学科では、写真、CG、VR、3Dモデリングなど、多様なメディアを活用して課題制作を行います。1年次には2D 製図およびCAD ソフトによる3D 製図とシミュレーションを必修科目で学び、3年次までにパーツからアセンブリまでの自由設計ができる技術を習得。また、Adobe のデザインソフトを使用した平面デザインや、分野によっては建築3次元用プレゼンテーションソフト「Lumion」を用いた、アニメーションによる映像表現にも取り組み、ポートフォリオ作成にも役立てます。
BYOD(Bring Your Own Device)
総合デザイン学科では、各自が持参したノートパソコンの利用を前提とするBYOD(Bring Your Own Device)で一部の授業を行います。また、デザインソフト「Adobe Creative Cloud」 の購入が別途必要で、同社直販の学割パッケージプランより安価でご案内します。

カリキュラムの流れ

1年次から3年次まで「総合デザインプロジェクト」を中心に構成。実社会の即戦力として活躍できるスキルを身につけるため、3つの領域の高度な知識、理論、手作業表現とデジタル技術およびデザインに役立つ工学知識と技術のクラスをレベルに応じて設定。3年次からはさらに専門性と複合性を高め、4年次の卒業研究、卒業制作へつなげます。

主な就職・進路状況(過去5年間実績)

就職先
トヨタ自動車(株)/日産自動車(株)/大東建託(株)/(株)マネーフォワード/プレス工業(株)/日産車体(株)/キヤノントッキ(株)/イリソ電子工業(株)/ピジョン(株)/GMOインターネットグループ(株)/ JFE鋼板(株)/(株)アーネストワン/ホーチキ(株)/東洋紙業(株)/三菱電機住環境システムズ(株)/盟和産業(株)/(株)マイナビ/(株)アーク/富士古河E&C(株)/日本ギア工業(株)/東芝情報システム(株)/ダイキンHVACソリューション東京(株)/(株)ウエディングパーク/ルイ・ヴィトン ジャパン(株)/(株)パル/(株)日産オートモーティブテクノロジー/日本ファイリング(株)/ ( 株) セルタン/東京映像美術(株) ほか

公務員
神奈川県教育委員会/東京都教育委員会 ほか

進学先
湘南工科大学大学院/京都芸術大学大学院/京都精華大学大学院 ほか

職種別就職状況 (2023年度卒業生)

関連リンク

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