内定先 株式会社アルファシステムズ
生田 豊 さん
情報学部 情報学科(工学部 情報工学科 4年)
神奈川県立大船高等学校 出身
神奈川県立大船高等学校 出身
湘南工科大学の学び
多領域を学ぶことで興味や関心が明確に
高校時代からプログラミングに関心を持ち、理系科目の勉強に力を入れていました。授業以外でも友人とExcelのVBAを使った簡単なプログラミングを勉強し、部活動や委員会活動で忙しい中であっても、学校の課題はしっかりこなすことを大切にしていました。将来はIT業界で働きたいと考えていたことから、湘南工科大学情報工学科に進学。2年次の授業「データサイエンス」では、分析したいデータを収集・整理し、機械学習アルゴリズムなどを使ってデータの中からパターンや規則性を見つけ、問題解決に役立つ新しい知識を発見できました。また、最終課題では、サッカーを題材にして選手がパスやドリブルなどボールを動かしているスピードを数値化し、誰が多く得点できるかを解析しました。この課題が評価され、選ばれて発表したことが印象に残っています。この授業をきっかけに担当していた鈴木誠教授の画像や数値データの分析による「スポーツテック」に関心を持つようになり、研究室に入りました。現在、Pythonを用いてスポーツの動作分析の研究を行っています。主に野球のピッチング動画からプログラムで選手の骨格を検出し、球速やリリースポイントなどのデータを解析しています。ピッチャーが投手板に立った状態から効率よくボールにエネルギーを伝え、球速を向上させるにはどのような投球フォームがよいか探究して、研究に日々取り組んでいます。
就職活動
授業をきっかけに、早期から就職活動を意識
就職活動においては、就職課や先生方のサポートが大きな助けになりました。 特に高橋宏教授※の「共通基盤ワークショップ」の授業では「 自分のやりたい仕事を見つける」をテーマにプロジェクト型学修に取り組み、企業分析や内定を獲得のための戦略を考えるなど、今までにない貴重な機会となりました。そこでアピールポイントやSPI試験対策におすすめのWebサイトなども教えていただいていたので、1年次の早い段階から就職活動を意識し、スムーズに進めることができました。
3年次の6月までに興味のある企業を自分でリストアップし、その夏は8社のインターンシップに参加しました。秋からは企業説明会や面接の準備を進め、同時に就職活動の様子をパソコンに随時記録し、後輩たちに資料として役立ててもらえるようにまとめていきました。2月下旬にはいくつかの企業から内定をいただくことができ、最終的には、自社で提案から設計・開発・保守まで全ての工程を行うことができ、さまざまな経験を積むことができる点に将来性を感じたことが一番の理由で内定先を決めました。IT業界は常に変化しているため、新たな技術に対して好奇心を持って、学び続ける姿勢を大切にしたいと考えています。
3年次の6月までに興味のある企業を自分でリストアップし、その夏は8社のインターンシップに参加しました。秋からは企業説明会や面接の準備を進め、同時に就職活動の様子をパソコンに随時記録し、後輩たちに資料として役立ててもらえるようにまとめていきました。2月下旬にはいくつかの企業から内定をいただくことができ、最終的には、自社で提案から設計・開発・保守まで全ての工程を行うことができ、さまざまな経験を積むことができる点に将来性を感じたことが一番の理由で内定先を決めました。IT業界は常に変化しているため、新たな技術に対して好奇心を持って、学び続ける姿勢を大切にしたいと考えています。
※2023年度定年退職
湘南工科大学でよかったこと
コミュニケーションサークル(CC)は学生にとって心強い制度
学生一人ひとりをサポートする「コミュニケーションサークル(CC)制度」があるので、先生との距離がとても近いです。入学して間もない頃、履修登録の方法や教職課程を履修するかどうかで悩んでいた際に、指導教員の浅野俊幸教授が過去の事例を挙げながら、真摯に相談に乗ってくれました。
Message
苦手意識を持たずにチャレンジしてほしい
入学当時は、プログラミング初心者でしたが、先生方が丁寧に教えてくれたので、ソフトウェア開発企業から内定をもらえた今の自分があります。プログラミングができるかどうか分からなくても身構える必要はないと思います。苦手意識を持たずに、先生や仲間とコミュニケーションをとりながらチャレンジしてほしいですね。