大学案内2025
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当たり前の社会を築く07Webでもっと詳しく!小学生の時に、東日本大震災の影響で住んでいた地域が計画停電の対象となり、当たり前のように利用してきた電気を制限される生活に直面しました。それをきっかけに電気に興味を持ち、将来は電力業界の仕事に就きたいと思うように。専門知識・技術を身につけるために電気科のある高校へ進学し、より学びを深めるために本学に入学しました。印象に残っている科目は「共通基盤ワークショップ」です。学科横断型のグループワークで、与えられたテーマを受けて、グループで協働して課題の解決策を導き出します。幾度となく議論を繰り返す中で、メンバーの意見を理解し、共感することの重要性を学び、コミュニケーション能力や協調性が身についたと感じています。「電気工学実験」も好きでした。座学で得た電気機器・発変電・送配電工学の基礎理論を、実験をしながら具体的な現象に結びつけて理解できるため、授業のたびに学びが深まる感覚がありました。卒業後は、電気工学(強電)の専門知識・技術を生かし、ビルや工場の受電設備や家庭の分電盤の点検・保安業務などを行う会社で働く予定です。各所の電気事故を未然に防ぎ、人々の暮らしや社会の“当たり前”を守る社会貢献度の高い仕事です。実務経験を積み、保安業務に必須の「電気主任技術者(第3種)」の資格を取得し、一人前の技術者として安全かつ効率的な電力供給に貢献していきたいと思います。東京実業高等学校出身内定先:一般財団法人 関東電気保安協会恵田 拓真Takuma Eida工学部 電気電子工学科 4年

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