社会貢献活動報告書2021年度
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は異なる年代や考え方をする人たちとの協働が必要であり、相手の話をじっくりと聞き、次に自分の考えをわか まず、Fプレイス就労支援の方とのメールやり取りの経験から、ビジネス向けの文章の書き 藤沢市の工業に学生が興味を持ってもらえるような企画作りや調査を目標とした。「公益<活動の目的、団体について> 大学のある藤沢市は、商業・工業等、多くの経済資源がある。実習前半では市内で活動する事業者や団体へ聞き取り調査を行い、実習後半では調査の結果を受け学生ならではの企画立案・実施を行う。 <労政分野:Fプレイスの企画について> 藤沢市の複合施設「Fプレイス」にインタビューをした際、認知度が低いことが課題であった。そこで、学園祭でFプレイスについてチラシとポスターで広報をし、湘南工科大生に向けて就職セミナーを実施した。参加者は目標の 10 名に届かず、6 名 だった。SNS などを活用して、もっと宣伝をしていけば良かった。また、工業分野のイ ンタビューで電子時計の設計開発の現場の人と出会い、プロダクトの外のデザイン だけでなく、プログラミングや機械系の知識を得て商品内部の仕組みも知りたいと思うようになり、将来の進路や職業選択について参考になった。 <活動から学んだこと> 方が分かるようになった。セミナーを行う前には、いろいろなことを考え、事前に想定しなければならない事柄があり、論理的な考え方が以前より身に付いた。社会貢献活動では自分と りやすく述べることで意思疎通を図ることができることを学んだ。実習を通じて、将来的に社会を担う人材として社会貢献できる力を養う実感があり、自分自身に価値を感じることが出来た。自分にできることに全力で取り組み社会への責任を果たし、貢献していきたい。 <総合デザイン学科2年呉捷頴> <工業分野:ロボテラスの企画について> 財団法人湘南産業振興財団ロボテラス」は、ロボットが藤沢市の生活に溶け込むことをコンセプトに設立され、世界中の様々な種類のロボットが展示されている。作成した調査票を元に、担当者にインタビューを行った。その後、松稜祭における展示の企画と準備を進め、当 日はロボテラスのロボットを展示し、藤沢市の工業・ロボット産業支援についてポスターを作成した。 <活動から学んだこと> 自分の意見を伝えることは得意だったが、自分勝手に意見を出しても企画が成功しないことを体験し、目配りや気配りを行って相手の立場を考えて行動することを心掛けた。その結果、視野が広がりコミュニケーション能力を向上させることができた。 <機械工学科3年小林大希> <受入団体からのコメント> 工科大のある藤沢市は、商業・工業など多くの経済資源があります。22年度の実習は、工科大の近くの商店街「プチモールひがし海岸」の活性化を図るため、商店街の紹介チラシやイベントポスターの作成などを予定しています。 (佐藤様) ) <教員からのコメント> 一人1企画で大変でしたが、よく頑張ったと思います。企画の裏側でどれだけの準備や時間が必要かを学んだ事と思いますので、この経験を次にぜひ生かしてください。 (森田) 8 <活動場所>藤沢市内、市役所、学内 <活動頻度>週1回、主に水曜日 <今年度の主なイベント> 5月オリエンテーション 6-8月市内の商業、工業、労政分野インタビュー 9-10月 課題解決のための企画準備 10月松稜祭(ロボテラスとセミナー紹介) 11月就職セミナー 藤沢市公式マスコットキャラクターふじキュン <実習テーマ>藤沢市まちなか元気 <実施団体> 藤沢市 経済部産業労働課 プロジェクト 将来の進路や職業選択 の参考になった

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