社会貢献活動報告書2021年度
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<今年度の活動> 社会貢献活動1から引き続き活動をした。1では5つの商店街を紹介したが、 <活動の目的、団体について> 辻堂海岸通り商栄会を学生に知ってもらうための活動をした。受け入れて頂いた藤沢市産業労働課は、商店街の会員を増やすことなどによって商店街やその周辺の地域を活性化することを活動の1つとしている。新しくお店を開いているところもあるが、商店街の会員にはなっていないところがほとんどだ。 今回はその中の辻堂海岸通り商栄会に集中して活動をした。商店街のことを学生に知ってもらうために、キーワード集めを企画し松稜祭で実施した。この企画 は、今回のために作成したチラシに載っているQRコードから動画を視聴し、動 画に載っているヒントをもとのキーワードを探してもらう企画である。そのため に辻堂海岸通り商栄会の皆さんに協力をしていただいて、動画撮影を行った。 また、景品として配布した商品券を使ってくれた学生も多くいた。青果販売の喜又商店の喜又さんと仲良くなった学生もいたそうだ。キーワード集めは松稜祭の2日間のみで行ったので、来る学生が限られてしまった。しかし来て参加してくれた学生には、商店街のことを知ってもらえた。 <活動から学んだこと> 動画を用いて、いいところを簡潔に伝える力が身についた。前回の1ではドキュメント風の長めの動画を作ったが、短い動画でも伝えたいことが明確なら、伝えることができることを学んだ。 また1の時は、佐藤さんを通して商店街の方と話していたが、今回の実習では一人でお店に行くこともあった。前回の実習の時よりも、話す力がついた。 <総合デザイン学科2年田中頌子> <受入団体からのコメント> 昨年度に比べてとても頼もしく受け入れ側としても貴重な存在でした。工科大のある藤沢市は、商業・工業など多くの経済資源があります。22年度の実習は、工科大の近くの商店街「プチモールひがし海岸」の活性化を図るため、商店街の紹介チラシやイベントポスターの作成などを予定しています。 (佐藤様) ↑作成した紹介動画画面 また、動画を2分程度にまとめて字幕をつけるなどの編集をし、動画を作り終えた後は、チラシを作成した。チラシには、お店の位置がわかりやすくなるように地図を描いて載せた。たくさんの学生に手に取ってもらうために、見やすいチラシになるように意識した。 松稜祭で、全てのキーワードを集めてくれた学生からは、「こんなにお店があることを知らなかった。」「知らないお店を知ることができてよかった。」という声があった。 <教員からのコメント> 報告会で、「社会貢献活動は、大学と地域の連携であり、人と人とのつながりが基本であること、お互いのきっかけづくり」と考察しており、実習を通じて理解が深まったと思います。今後も商店街の皆さんといい関係を続けてください。 (森田) 9 <活動場所>辻堂の商店街、大学内 <活動頻度>月2,3回、主に水曜日 <今年度の主なイベント> 5月 オリエンテーション 6月 企画書作成 7月 辻堂海岸通り商栄会に企画提案 8月 動画撮影 9月 動画編集、チラシ作成 10月 松稜祭 <実習テーマ>藤沢市まちなか元気 <実施団体> 藤沢市 経済部産業労働課 プロジェクト 商店街を歩いてみよう!

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