社会貢献活動報告書2021年度
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藤沢市みらい創造財団 <今年度の活動> 母の日の前には、ハーバリウム作りを行った。小さな瓶に、土台となる飾り <実習テーマ>辻堂のヤング☆スクエア <実施団体> 公益財団法人 題を挙げていて、大人にはないユニークな意見に驚くことが多かった。 2月に行われた会館フェスでは、「社会貢献活動」としてどのような活動を行ったかを伝えるポスターを製作した。模造紙に具体的な活動や自身の思ったこと、ポスターをみてくれた子どもたちに楽しんでもらえるよう、活動にちなんだクイズを交える工夫をした。 <活動の目的、団体について> 「辻堂のヤング☆スクエア」は野外活動や外部講師による講座などを行うプログラムである。会場の辻堂青少年会館は、藤沢市の青少年健全育成事業の活性化と発展を目指し、1955年に市民の募金で創立され、藤沢市みらい創造財団が運営している。教育ではなく体験活動を中心として学ぶ環境が作られている。 を入れ、それぞれ好きな色のドライフラワーや木の実などを入れて製作し た。子どもたちは、どんなデザインにするか迷っていて、実習生は色を決める手伝いや、サポートを行った。事前に試作してから子どもたちを迎えたこ とで、難しい作業を寄り添いながら教えることができた。 小堂十先生による小・中学生を対象としたSDGsのセミナーでは、SDGsとは何かをクイズを交えながら学ぶことができた。親子で参加し、今自分たちができることを考えやってみるワークショップでは、子どもたちなりの問 <活動から学んだこと> 活動を通じてコミュニケーションの大切さを学ぶことができた。実習先の方々や子どもたち、講師の先生や地域の方々など様々な方とお話しする機会があり、普段の大学生活では関わらない世代の方とも交流することができた。自ら積極的に動き、話しかけることで、静かであまり話さない子どもとも仲良くなることができてうれしかった。 <機械工学科1年 菊地 涼> <受入団体からのコメント> 当初から子どもに接するコミュニケーション能力が高く、誠実な人柄が子どもや保護者から高く支持されたと感じます。学習意欲が高く、実習を重ねるに従いさらに指導、注意などのスキルを向上させました。また問題発生時には臨機応変に対応する能力も向上させました。 (熊谷様) <活動場所>辻堂青少年会館 <活動頻度>毎週土曜または日曜9-13時 <今年度の主なイベント> <教員からのコメント> 様々な個性を持つ子どもたち、実習を支え見守ってくださる受け入れ団体や講師の皆様と接する中で、「お客さん」ではなく「主催者の一員」だという自覚と、大人としての責任感が芽生え、成長した様子が伺えました。 (野中) 14 5月 ハーバリウム作り 6月 スマホスタンド作り 10月 3Dプリンター体験 7月 夏のスノードーム 8月 発明クラブ 9月 PC教室 12月 クリスマス会 1月 座禅体験 寄り添いながら教える

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