“助かったよ”がとても力になった。人の役に立てたということ<活動の目的、団体について> 年々、世の中の技術がデジタル化している。そんな社会の中で困っているご高齢者の方々のサポートを行う事が活動の目的である。いきいきシニアセンターこぶし荘は、ご高齢者の方の健康維持増進、生きがいと社会参加、世代間交流、生涯学習の場として利用されている藤沢市の公共施設である。 <今年度の活動> 多くの人々がスマホを手放さない社会で、自分たちが日常生活の中でよくやっていることでも、困っている方々がいる。そこでご高齢者の方々のスマホ、パソコンについて分からないことを手助けするというのが高齢者パソコンサポートの活動内容である。一見簡単なことでも、言葉の順序や使い方を間違えれば相手に伝わらないこともよくあり、いかに簡単な誰でもわかるような言葉で説明するかが重要になる。 を実感した時はとても嬉しかった。 しかし職員の方々に頼り過ぎたかもしれない、もっと自分たちで案を出したり等すればもっと良かったかもしれない。私たちはまだまだ課題があると実感した。 <活動から学んだこと> 電子機器の知識だけでなく、スタッフさんのご高齢者に対する態度や姿勢を学んだ。 〈人間環境学科 村松杏夏〉 ご高齢者の方々、スタッフさんからスマホやパソコンの様々な考え方や知識を学んだ。 〈機械工学科 渡邊大貴〉 コミュニケーション能力と相手の立場に立って物事を考える能力を学んだ。 〈機械工学科 李 毅〉 <受入団体からのコメント> 新型コロナウィルスの感染により、シニア世代の生活においてICTの活用が必要となり、支援が求められています。湘南工科大学の学生さんの協力により世代間交流も図られ、また、福祉や地域について関心をもってもらうことができるかと思います。 (酒井様) この活動を通じて様々な人に会うことができコミュニケーション能力や相手の立場に立って物事を考える能力も身に つけることができとても勉強になった。ご高齢者の方々は元気いっぱいでびっくりした。 また講座が終わったあと、ご高齢者の方々から頂いたさりげない一言の “今日はありがとうね” <教員からのコメント> 教わる立場から教える立場に変わり、初めて伝えることの難しさを知ったと思います。丁寧で親身な対応は評判も良く、やりがいのある活動だったのではないでしょうか。これからも、質問内容や対処方法など情報共有し、後輩たちに繫がる実習にしていければ素晴らしいと思います。 (本多) 16 <活動場所> いきいきシニアセンター こぶし荘 <活動頻度>隔週日曜9-13時 <今年度の主なイベント> 5月 準備・事前学習 6月~10月 パソコン・スマホ講座 11月 事前準備・zoom説明会 <実習テーマ>高齢者パソコンサポート <実施団体>公社会福祉法人 藤沢市社会福祉協議会 コロナ禍のニーズに応える
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