社会貢献活動報告書2021年度
22/28

社会貢献活動の大前提は時間を守る、連絡報告を コロナ禍の実習活動 社会貢献活動連絡協議会委員と実習団体の皆さんと、学生の体験を伴った豊かな学びと成長、大学の地域社会への貢献などが効果的に進められるよう意見交換を行っています。今年度はオンラインで開催しました。その一部をご紹介します。 今年度は、活動の休止、延期、縮小、内容変更など、大小はあるがほぼ全ての実習がコロナ禍の影響を受けていた。そんな中で工夫をしながら実習の場を確保頂き、また再開に向けて準備を頂いている皆さんに感謝を申し上げたい。 車いすテニス (今年は感染予防策として運営人員を最小限に留めて開催された)今まで以上に、選手と一丸となって大会を作っていく必要があると感じている。その中で、学生たちにどのような力を発揮してもらうか。受け入れ側として、より一層柔軟な対応が必要になってくる。直前でお断りをしてしまった学生の皆さんには、本当に申し訳なかったです。今年の夏待ってます! 高齢者PCサポート 10年近く受け入れを続けている。10年前はPCを初めて触るという方も多い状況だったが、現在はPCだけではなくスマホ、ZOOM等コロナの状況下で高齢者のICTニーズが高まっている。利用者さんにとっては孫のような存在の学生から、親切に個別に対応してくれたことに感謝の声が届いている。今後もZOOM講座などの開催を期待したい。 地域ICT活動サポート 取材を予定していた市民センターの行事が軒並み中止になるなど、活動変更を余儀なくされたが、そんな時だからこそSNSの発信という手法が有効だった面もある。 する、体力をつける、規則正しい生活をする等の自己管理である。今年は、感染予防の意識から多少の体調不良でも大事を取って欠席するケースが結構みられた。必要な配慮ではあるが、急なキャンセルをできるだけ避けるよう、学生の日常的な健康管理の指導について団体より要望が出された。 放課後キッズクラブ キッズクラブは、低学年中心に子どもたちの遊びのきっかけづくりと、安全な場になるような見守りが優先される。実習生には活動を通じて子どもの成長を支えてもらっている。実習生は誠実に接していて子どもたちにもいい効果が出ている。親世代ではない中間的な年齢の大学生の関わりが子どもたちにとっても身近なモデルであり貴重である。一方、悪気はなくても結果的に過度な接触となってしまう場合もあるため、受け入れ側としての体制の再確認と実習生への事前ガイダンスを今後徹底させたい。 辻堂のヤング☆スクエア どうしても膝に乗ってくるなど子どもの行動は制御しきれない部分もある。事前に対処法について説明をするが、難しい時はスタッフがやんわり間に入って引き離したりしている。 まずは社会人基礎力! 子どもとの距離感 20 実習を支える地域のみなさんの声

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る