社会貢献活動報告書2021年度
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4.新型コロナウイルスの影響 昨年度は、新型コロナウイルスの影響により、 実習先の活動が大きく制限されました。しかし、 やっているうちに、気づき、学んでいく。そうい※本報告書では、実習科目の「社会貢献活動」は括弧をつけて表記し、一般的な社会貢献活動と区別しています。 知ることができますし、その結果として、自分 の将来を具体的に考えるきっかけになります。将来を考える中で、自分の学ぶべき目標が見え てくるかもしれません。まさに、大学で学ぶ目 的や目標が見えてくるのです。社会の要求が多様化し、時間と共に変化する現代社会では、 「工学」という枠に閉じこもらず、人としてどうあるべきか、という基本的な事を学ぶこと が、社会の変化に対応できる人間性の形成に大きく役立つのです。 その後は徐々に活動を再開し、現在ではほとんど の活動が行われるようになりました。もちろん 様々な感染予防対策を行いながらの活動ですが、 with コロナが社会に定着しつつある今、そのこ 1.授業ガイダンス(昼休み) 2.事前研修会 3.履修&実習テーマ登録 4.実習テーマ別ガイダンス 5.実習スタート! 6.中間期研修会(ワークショップ) 7.実習終了 8.報告会 とを考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。 5.「社会貢献活動」のプログラム 「社会貢献活動」は、授業科目です。“なんとなく”言われたことをするのではなく、実習を通して社会の問題に目を向けたり、自分の気がつかなかった力を発見したり、さらに力を伸ばすためにどのような勉強をする必要があるかなど、自主的にいろいろなことを考えることも目的のひとつです。このため「社会貢献活動」では、学外実習のほかに、学内で事前研修会、中間期研修会、報告会を開催し、実習に目標をたてたり振り返ったりする機会を設けています。 う科目です。社会に本気で向き合う人たちの中に、ぜひ飛び込んでみてください。 2 ○「社会貢献活動」および実習テーマについての簡単な説明 ○「社会貢献活動」の目的、授業の流れの詳細説明 ○「社会貢献活動」の実習を行うにあたって注意点など ○実習テーマなどについての相談受付 ○Moodleで履修および実習テーマの登録 ○連絡先、履修動機などの入力 ○実習先別に実習先の詳細・受け入れ条件・留意事項等の説明 ○志望動機の確認(動機、条件があわない場合には実習先の変更など) ○初回訪問時、実習先でのオリエンテーション ○2回目以降、実習先との連絡は実習生が各自で行う ○これまでの実習をふりかえり、仲間と情報交換をしながら活動の○Moodleから、「報告書」を提出 ○同時に実習先に「評価書」の記入を依頼 ○実習の報告をパワーポイントにまとめ、発表 ヒントを得て、後半の実習の目標を立てる 実習授業の流れ

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