実習活動報告 ・ここでしか体験できない刺激がある。 (情報工学科3年 安田圭佑) (谷地様) (水谷) ありのままを受け入れる「居場所」であること、安心してチャレンジできる「安全基地」であること、子供から大人まで楽しめる「遊び場」であること、社会で生きる力を身に着ける「学び場」であることを4つの目的としてリノアは「チャレンジできる機会を創ること」を大切にして活動している団体である。スタッフは、作業療法士、理学療法士、保育士、看護師、介護福祉士が常駐している。 <活動の目的、団体について> <今年度の活動> 遊びリパーク リノアの活動内容は主に子供たちの遊びのサポートをしており、具体的に外遊びや室内遊びなどである。 <協働団体からのコメント> 最初は緊張でうまく溶け込めず、悩んでいる様子でしたが、きっかけをつかむと遊びを通じて自分らしさを出せるようになっていきました。その中で気づきや自分の将来も見据えて考え成長していく姿を間近で感じられました。 遊びでは子供たちの自主性を重んじており、定められたルールを反しない限り遊びの幅がかなり広い。しかし、活動目的の一つである社会で生きる力を身に着ける「学びの場」でもあるので遊びにルールを入れるなど意味を持たせた遊びを求められている。また、子供たち一人ひとりに短期の達成目標と長期の達成目標というものがあり、それに沿った遊びをするのもよい。 全体を通して、遊びは、子供たちと近い距離で接することができる。また名前を覚え、個性をよく知り、より良いコミュニケーションをとるために大切である。このように一緒に遊ぶということは、接し方を知るという面でも大切なことである。 リノアでは、文化的遊びと四季を感じさせる遊びを積極的にしており、例えば、ハロウィンやクリスマス、外で秋を感じられる落ち葉などを集めてきて子供たちで作品を作るなどだ。このような活動は、子供たちの新たな可能性の発見の場であるが、子供たちの独創性や創造性を直接触れられる場でもあるためそこから学び取ることが出来る。 ちの独創性や創造性に直接触れ、そこから理解を深めることが出来る。 実習を通して、特に学べたことが2つある。 一つ目は、コミュニケーションで大切な点、つまり相手のことを知りたいと思う気持ちと相手の名前を覚えること、である。相手の名前を覚え、呼ぶことで「私は、あなたと話したい」という意思を簡単に伝えられるためコミュニケーションをする上で一番大事なことだと感じたからだ。 二つ目は、繋がりを大切にすることである。福祉は他の分野と関わることで新たな発見がしやすい環境を作ることができる。これは、ほかの分野でも同じことだと考えたからある。 <活動場所>遊びリパーク リノア(大学から徒歩10分) <活動頻度>月曜~土曜10:30~17:30のうち 定期的に通える時間を担当者と調整する <活動内容>月曜~金曜:放課後デイサービス <教員からのコメント> 様々な個性を持つ子供たちを、本学の学生を含むスタッフの方々が見守っています。広い室内では大型の遊具があり、玄関前の広場では鬼ごっこなどもしていました。子供たちは楽しそうに、元気に動き回っていました。 12 土曜:児童支援 <実習テーマ>遊びリパーク リノア <実施団体> 特定非営利活動法人laule’a 繋がりを大切に
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