社会貢献活動報告書2022
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<今年度の活動報告> 今年度は2名の実習生が参加した。実習の様子は以下の通り(実習報告書より抜粋)。 実習活動報告 ※この活動は複数団体が共同で実施しており、今年度より実習担当団体が、「川と海の環境を守る会」から、「柳と遊ぼう引地川」に引き継がれた (飯塚様) (森田) <実習テーマ>引地川の環境保護 <実施団体> 柳と遊ぼう引地川 引地川公園ふれあい広場では、親水化のためにコンクリート護岸を一部剥がし近自然護岸に再生されたことを契機に、市民で環境を維持しよう、と「柳とあそぼう引地川」が設立された。コンクリートの代わりに川岸に植えられた柳の手入れや草刈りを実施する。他に市内の環境団体と協働しながら引地川の魚類調査やハグロトンボ調査、ゴミ拾い、海岸のクリーンアップ等を実施している。 (実習報告書より抜粋) ・引地川の近くで暮らす身として、また普段登山で自然にお世話になっている身として、せめて自分の近くの自然環境は守っていきたいと思っていたが、これからは山に登るときにビニール袋はやめて紙袋を持っていくなどして少しずつ行動に移していこうと考えるようになった。 ・日本語のコミュニケーション能力が向上し、実践能力も向上した。この1年間、社会貢献活動を通じて今までやったことがないことをたくさん行い、さまざまな経験を積んできた。社会貢献活動は社会に貢献するためのものだが、最終的には自分も得をする。 <活動の目的、団体について> 「草刈りでは、外来種を取り除くのが苦労だった。公園の緑にも種類があり、植物なら何でも良いわけではなく、川を維持するには知識が必要だと感じた。また、自然を守りつつ河川の安全と人の暮らしを両立させるのは簡単ではないことを強く感じた。 ハグロトンボの調査では、トンボの生態について知れただけでなく、想像以上に引地川が多様な生態系に恵まれていることに気づいた。ヤゴ救出作戦では、どうやったらヤゴが無事に羽化できるか、ヤゴの気 持ちを考えて仕掛けを考えた。これがうまくいった ので、何事も想像することが大事だと考えた。 以前から引地川の上流を自転車で通る度に自然があって居心地が良いなと思っていたが、それは当たり前のことではなく、ボランティア活動を行う様々な人の努力で成り立っていることを知り、そのお手伝いが出来て本当に嬉しかった。 <協働団体からのコメント> プールのヤゴを救出するにはどうしたらよいか、与えられた条件の中でイベントをどう組み立てるかなど、常に一緒に考え、共に活動してきた1年間でした。若い二人のアイディアやパワーに助けられ、勇気づけられました。一緒に活動できてとても楽しかったです。 「学び考えたこと ①草刈り:外来種植物が元の生態環境に与える影響が大きい。 ②ゴミ拾い:川のゴミは海に流れ込み、海の魚はゴミを食べて、また魚は人に食べられる。だからごみは環境を汚染するだけでなく、人間にも影響を与える。 ③水質調査:通常、川は下流に行くほど、水質が下水 道などの原因で悪くなるが、引地川の水質は上流から下流まであまり変化がなく、人々が川を守っていることに非常に効果があることを示している。 ④プ-ルのヤゴ救出:周りの環境はヤゴの羽化に与える影響がとても大きい。」 <教員からのコメント> OJさんは嫌いなヘビの出現を初日から恐れていましたがとうとう遭遇してしまいましたね。ONさんはキャンプ経験を存分に生かせたようです。二人とも今まで以上に自然との距離が近くなったのではないでしょうか。よく頑張りました。 <活動場所>引地川および泉の森など <活動頻度>月3-4回程度 主に土曜か日曜 その他定例会が平日の夜開催 <活動概要>柳の護岸整備、河川清掃、ヤゴやトンボの15 定期調査、ビーチクリーン等 自然と安全と 暮らしの両立

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