実習活動報告 <今年度の活動報告> 今年度は前期3名、後期1名が活動を修了した。 将来教員を目指して経験を積む学生や、少年野球チームのコーチをしながら活動をする学生など目的も背景もさまざまである。 (森田) 放課後キッズクラブとは、①全ての子どもたちを対象に「遊びの場」を提供すること、②留守家庭児童を対象に「生活の場」を提供することを目的に、市内全小学校に設置されている。本学の実習先のキッズクラブは公益財団法人よこはまユースが運営している。 (実習報告書より抜粋) ・何事も自分が頑張るのではなく、周りをまとめたり、安全管理をするマネジメント力が得られた。 ・積極的に関わろうとする行動力、相手を尊重し信頼関係を築いていく心構え等を身につけた。 ・児童の前ではしっかりとした大人の手本になり児童を見守ろうと意識するようになり責任感がより身についた。 ・視野が広がり、いろいろな見方ができるようになった。 (瀬ケ崎小学校放課後キッズクラブ 船越様) すようになっている。 まず各学校に向かう前に、合同で子どもたちに対する向き合い方やキッズクラブの共通ルールなどのレクチャーを受ける。ここで、ただ子どもが好き、という気持ちだけでは、期待される責任を果たすことは難しいと知る。 中間期研修会では、子ども関連の実習生同士が集 まり、けんかの仲裁方法や、同時に複数の子どもから話しかけられたらどうしたらいいかなど、現場での 戸惑い体験を共有し、何らかのヒントをつかんで再び実習先に戻っていく。 終了時には、子どもと遊ぶ以外にスタッフの補助や環境整備など、自分にできることを積極的に探すよ <協働団体からのコメント> 緊張しつつも、子どもたちと目線を合わせて、丁寧に接してくれました。また、環境整備やケガ等にも真摯な対応でした。実習終了後も子どもたちからは「もう来ないのかな?」と懐かしむ声が聞かれます。当事業所にとっても良い体験となりました。ありがとうございました。 <活動の目的、団体について> <活動概要> うになり、大人と子どもの橋渡し役をしっかり果たす ようになっている。「今まで以上に広い視野で物事を 見ることができるようになったとは思うが、子どもたちの柔軟な考え方は、やはりまねはできないと思い、70%くらいの目標達成度」などと振り返りがされた。 <教員からのコメント> 活動開始時から子どもたちに囲まれ、あっという間に時間が過ぎる。楽しいけれど、これで貢献になっているのか?と戸惑うことがある。そんな時は少し距離を置いて、子どもとの向き合い方から見えてくる自分の課題や社会課題などに目を凝らし、耳を澄ましてみてほしい。 <活動場所>横浜市内の小学校 <活動頻度>平日午後、土曜 活動できる曜日や時間を担当者に伝え調 17 学校の授業が終了後の児童の遊びや宿題のサポー トなどの日常活動の他、七夕やクリスマスなど季節に応じたイベントを行う 整する <実習テーマ>放課後キッズクラブ <実施団体> 公益財団法人よこはまユース 求められるのは マネジメント力
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