実習活動報告 (①②とも実習報告書より抜粋) 15 実習テーマ 放課後キッズクラブ 実施団体 公益財団法人よこはまユース 放課後キッズクラブとは、①全ての子どもたちを対象に「遊びの場」を提供すること、②留守家庭児童を対象に「生活の場」を提供することを目的に、市内全小学校に設置されている。本学の実習先のキッズクラブは公益財団法人よこは まユースが運営している。 <活動報告①> 自分の実習目標は保護者がお迎えの時にスムーズにサポートできるよう「子どもたちの名前を覚える」にした。達成度としては、いつもいる子たちは、だいたい覚えたものの、全員の名前を覚えることはできなかった。(3分の1位) 外で遊ぶ時間に、3グループくらいの子たちから遊ぼうと言われ、どうしたらよいいのか考えた。結果として、時間で区切るという選択をした。 活動の成果としては、いろんな子たちと仲良くなれ、自分もしていて楽しく、やりがいがあった。何をすればいいかわからなくなった時に、積極的にきくべきだったなと思った。また、置いてある道具や遊具の位置をもっと覚えられたなと思った。これから社会に出て働くにあたって、職場の人とどう接すればいいのかなど、人との接し方や、自分が今すべきことなどが学べた。 はじめは知り合いもいなく慣れない環境で、不安でいっぱいだったが、いざ実習が始まると、大人の方たちがやさしく、何もわからない自分にいろいろ教えてくださった。実習先がここでよかったなと思った。楽しかった。 <活動報告②> 子供たちの手本になるという目標を立てた。手本になれるよう実習先の子供たちとたくさんコミュニケーションをとり、見守っていた。 活動内容は放課後キッズクラブの生徒の見守りをするとして、おやつの準備やその後の片付け、掃除などを行った。基本的に生徒自身で出したゴミは自身で片付けることを、徹底されていたのでゴミが、毎日多く出てくるなどということはなかった。相手が小学生ということもあり、全体的に大人の真似をしている印象があったので、自分の言 <協働団体からのコメント> 児童の見守りをしながら一人一人に声をかけてコミュニケーションをとる姿が見られました。子どもたちからも“一緒に遊ぼうよ!”など人気者でした!保護者にしっかり挨拶するよう伝えたら、すぐ対応してくれました。また遊びに来てください! (瀬谷さくら小学校放課後キッズクラブ 藤巻様) <活動の目的、団体について> <活動概要> 学校の授業が終了後の児童の遊びや宿題のサポートなどの日常活動の他、七夕やクリスマスなど季節に応じたイベントを行う 動に気を付けなければと感じた。実習中に気づいたことは、全体的に子供たち1人1人に流行り廃たりがあり、その周期が早い印象があった。そしてその流行りなどは、物に限らず人間関係にもあるようで、仲のいいグループ内などでも1週間程たつと、グループ内の構成が変わっている、など小さい変化がその日その日であった。逆に、いつも同じ玩具やいつも同じ人と遊んでいるなど1つのものに執着している子もいて、それが原因で喧嘩が起きることがあった。 子供一人についている大人が少ない中で、微力ではあるが、子供たちを見守る存在の一人として貢献できたと思う。 観察力や課題発見力などの伸ばしたかった力が伸ばせた。 活動を通して、子供たちが悪さをした時に叱ることができなかったなど、足りていない能力を痛感できた。この実習で得られたことはとても多く、教員とは違う立場の、子供たちと関わる職業の存在や、時代の流れに合わせ試行錯誤しながら子供たちの面倒を見ていくことの難しさなどが、とてもよく分かった。共働きの世帯が多いこの時代で、この放課後キッズクラブのような放課後に子供たちの面倒を見るような、場所の必要性が理解できた。 <活動場所> 横浜市内の小学校 <活動頻度> 平日午後、土曜 活動できる曜日や時間を担当者に伝え調 <教員からのコメント> 放課後キッズクラブでは、文字通り小学校の授業後に子供たちの遊びをサポートすることが主な活動でした。安全への配慮や節度を持った接し方など、ただ子供と楽しく遊ぶだけでないということを学んだとのことで、活動を通して多角的に物事を考えることも気づける良い機会となります。 (若田) 整する こどもたちの手本になる
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