実習活動報告 イチオシポイント ・ 子供たちの自由な感情や言動を受け止め、対応することが求められるため、他者の感情や言動を理解し、適切なアドバイ 活動目的は、自然の中で遊ぶことにより、仲間との協力、安全に遊ぶ方法、基礎的な体の使い方、自然の大切さなどを学ぶことである。それによって、コミュニケーション能力や自主性・自律性を養う。幼稚園生〜小学6年生が対象で、学年で分けられたグループごとに、鎌倉の自然を体験する活動を行っている。 17 実習テーマ 海の子☆森の子クラブ 実施団体 一般社団法人地球の楽校 • 指示を待つのではなく、率先して行動することで、積極的な姿勢や物事をスムーズに進める動きを学べる。 • 子供だけでなく大人も自然の中で遊び、身体を使うことで自然の大切さや恐ろしさを学ぶことは貴重な体験である。この活動を通じて、自然への理解を深めていくのはどうだろうか。 (情報学科1年 三橋 航) <活動について> <協働団体からのコメント> 次第に自分なりのリーダー観を導き出すようになり、子どもたちから「せんぱい」というニックネームを獲得した。1人前のリーダーになるにはまだ先だがリーダーワークの中で自分らしさを発揮しニッチを得たのはすばらしい成果だ。 (長谷川様) 実習生は、引率や活動中の見守りを担当するリーダーとして活動に参加する。私は今回、幼稚園生から小学2年生までのグループ『わかば』に参加し、主に海シーズンである5月から10月までの期間に、合計7回、約65時間の活動に参加した。 活動は事前にミーティングを行い、スケジュールや目標、注意事項を確認する。当日は子供たちの感情を受け止め、 行動に寄り添い、促すなどのサポートをした。活動後にはリーダー同士で問題を話し合い、次回に活かすことを考え る。この一連の流れはPlan→Do→See→Thinkを体現 しており、貴重な経験となった。 <学び考えたこと> この活動を通じて、特に『リスク管理』に重点を置き、『移動制限』と『子供達との相互理解』の重要性を学んだ。『移動制限』は、子供達の自由な言動を促すこの活動において真逆のことのようだが、最低限の範囲(ルール)を決め守ってもらうことは大人の目が少ない スを行う能力が養われた。学内のプロジェクトでの仲間との協力や時間管理、学習計画の立案にも活かせる。 <活動の目的、団体について> 少ない状況において非常に大切である。範囲を決めることで、リーダーが全体を見渡し、怪我や緊急時のリスクを低減させる事が出来る。『子供達との相互理解』では、彼らが危険な行動をする理由に気づいた。彼らがリスクを認識していないことに着目し、具体的なリスクやその結果を説明することで、危険な行動を防ぐことができた。 <活動場所> 鎌倉市内・周辺の海や山、川 <活動頻度> 月1~3回、主に日曜8時半-18時 ※活動前の夜等に毎回zoom打ち合わせ <活動概要> <教員からのコメント> 今年度の実習生は、「海の子☆森の子クラブ」の卒業でしたが、指導者として参加してみて、「生徒の立場と指導者の立場の違いが分かった」と言っていました。これからは、色々な場面で相手の思いを大切にすることができることを期待します。 (水谷) 5月~10月:波遊び、磯遊び、沢探検 11月~4月:ハイキング、森の活動、 夏:神津島サマーキャンプ 冬:三浦半島横断キャンプ 自然の大切さや恐ろしさを学ぶ
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