(活動2についてはP25参照) イチオシポイント この実習のイチオシポイントは、自然と自然の関わり、自然と人の関わり、人と人の関わりを全て学べるところである。この活動では自然とのふれあいはもちろん、里山の自然がどのようにして人と関わっているのか、里山のボランティア活動を通して、人と人がどのようにして共通の目的を達成するのかを学べるため、手広く色々とやりたい人におすすめだ。 実習活動報告 23 実習テーマ 茅ヶ崎里山保全 実施団体 茅ヶ崎里山公園倶楽部 2.公共財産である公園の維持管理を、市民と公園管理 者が協働で実践し、さらに、諸施設の有効活用並びに 市民との交流を図る。 3.里山のしくみを理解して、将来の里山を保全管理して いく人材を育成する。 <今年度の活動報告> 今年の活動では、5月に活動の説明、6月に田植え・麦刈り、7月に外来種の抜き取り、8月に流しソーメン、9 月は小さい作業を主に行い、10月に稲刈りや竹の間伐、11月に小麦の種まきや大根の収穫、12月に感謝祭、1 月に落ち葉かきを行った。また、実習時間には無いが、2 月辺りの作業は土木関連のハードワークが多かった。 昨年1年里山保全活動に関わっていくうちに、もっと 自分にできることが無いかと考え、またこのボランティア活動を継続して行いたいとも考えたため社会貢献活動2を履修した。活動内容として先輩から引き継いだ図鑑の完成度をあげることを目標にした。 それにより一般会員の方に対して知識の提供という貢献ができると考えた。また、会員同士の話題を提供することができるため、里山を好きになるきっかけが増え、将来的にコアメンバーを目指す方が現れることにつながる。その他にも、外来種などの問題のある生物を記載することで、一般会員の方に問題提起をすることができる。完成版は、今後倶楽部のWEBサイトへ掲載し、また紙媒体で公園内の活動拠点の倉庫に掲示予定である。 <茅ヶ崎里山公園倶楽部の活動目的> 1.里山のしくみや里山のめぐみなど、市民が実際に体験 し、また継続的に活動できる公園として、里山のすばら しさや楽しさを発信する。 図鑑では下写真のように、その植物や動物が食用になるかを種名の横のアイコンで示し、説明などは吹き出しの中に載せた。食べられるかどうかとその植物の説明以外は、昨年度活動2を履修した実習生から引き継いだ。 また、図鑑は正確性が重要なので、出典は図鑑の最後に記載した。食用の可否の記載については、自分で全て食べた訳では無く、実体験が不足している。 今回の図鑑では種類を増やし、動物の種類を充実させた。ただし、動物は撮影が難しいこともあり、植物が46種に対して動物とその他は23種にとどまっている。従って、この図鑑の改善の余地としては①可食の生物を食べて実体験を増やす、②動物とその他の生物の種類を充実させる、③その他必要な情報を載せるなどが挙げられる。特に①に関しては、実際に舌で自然を味わえ、昔の里山の暮らしに思いを馳せることができるため、これからもぜひ進めて行きたい。調べてみれば、それこそ大学の構内にも食べ物はあるのだ。 学の実内 でで 作収っ穫 たしジた ャ桑ム 学内で採れた桑の実で 作成したジャム(番外編) (電気電子工学科3年 長谷川隼弥) 里山素材で縄や紙を独自制作 舌で自然を味わう
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