的に進められるよう意見交換が行われました。お忙しい中ご協力頂きました皆様に感謝申し上げます。以下にその一部を紹介します。(意見交換会は後期報告会終了後に開催。*印の団体分は事前アンケート等からの抜粋です) 素直に心と体で受けとめてくれた 引地川の環境保護 「黙々とやっている」 学生同士のチームワークが向上 ザ・理系の学生⁉ 30 *** 木枝暢夫 学長メッセージ *** 「自ら考え、主体的に行動して、責任をもって社会変革を実現していく力としての“エージェンシー”の育成が大学教育にも求められています。「社会貢献活動」はエージェンシー獲得が期待されるプログラムです。地域で活動される皆様には、活動を支えて頂いていることに感謝申し上げ、今後とも協力をお願いしたいと思います」 後期報告会後に開催した社会貢献活動連絡協議会委員と実習団体担当者との意見交換会は、冒頭の学長挨拶で始まり、社会貢献活動を通じた学生の学びと成長を共有するとともに、大学の地域社会への貢献などがより効果 緊張や不安があったが、自分たちでどうしたらいいのか何をしたいのかを学生同士が話し合いながら動いてくれたのはよかった。これからも一緒にいろいろ話しながらやっていきたい。 二宮町葛川クリーンアップ 自分の言葉で話せていて安心した。(ある学生は)ほとんど無口でどうなのかなと思っていたら、ある時だんだん学生(間の関係性が)が変わってきた。LINEで情報交換していたと聞き、ああそれでかと納得した。また修了学生の役割を実習生が引きついでくれている。1年改めて振り返ると、少しずつ成長しているのがわかって嬉しかった。教育はドイツ語で「引き出す」という意味だ。引き出すという「私たちの役割」も会員に話している。ごみ拾いだから自分が拾えば口をきかなくても済んでしまう。そうではなくて学生さんに話しかけてくれと会議でも話している。成長していることに気が付くと自分も元気になる。 車いすテニス大会サポート⋆ お互いの得手不得手を踏まえたうえで、仕事を分担する姿が見られた。短期間でそのような関係性を持てるようになっていた。積極的なコミュニケーションは、それを受ける側の人間がいなければ、成立しない。投げられたパスをどう繋いでいくのか、そのおもしろさを見せてくれた今年のメンバーだった。 * * * 高齢者スマホPCサポート 今年は1年生3人、最初はと学生が報告していたが、楽しくはまっているからもくもくとやっている。楽しいから皆続けているし、おやつタイムも和気あいあいという感じで。その中に学生も溶け込んで、素直に心に受けとめていた。タスクをこなして単位のためにというよりは、今起きていることを体で受け止めてくれている。 ロボテラスを広めよう! 来客対応が中心の活動なので一番重要視されるのはコミュニケーション能力。ザ理系の学生さん、その辺が難しいところなのかなと感じている。逆にロボットについては知っているので一歩自分で踏み出してみると、知識と合わせていい活動になると思う。報告会では、すごく成長できていたし、イベントも積極的に取り組んでくれた。また公益財団という市民や県民のための特殊な役割についても多少わかってくれたのかなと思う。ロボテラスは対応が難しい人はあまり来ないのでコミュニケ―ション能力を学ぶには入門編として適している。 電動車椅子サッカー⋆ 不慣れながらも一生懸命頑張ってくれているので、継続してきてもらえたら嬉しい。マンパワー不足で1人でもスタッフを増やしてより良い運営 ~実習を支える地域の皆さんの声~ 実習はお互いの学びを引き出す場に
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