社会貢献活動報告書2023
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いつでも来れる場所でありたい 自分の言葉で話せている 31 をしていければと思う。 そういう状況なので練習に来てサポートしていただけると助かっている。 茅ヶ崎里山保全 コロナの影響で体力とコミュニケーション力も社会的に落ちていると思われる。学生に限らず一般の会員も経験したことがない作業なので指示待ちが多い。その中で、今年の学生はきちんと一生懸命やってくれて戦力になっている。多世代との交流は頻繁にできる場であるが、子ども対応に苦労しているようだ。 放課後キッズクラブ⋆ 子どもに寄り添おうとする姿勢が見られた。実習態度(挨拶・言葉遣い・身だしなみ)はよく、目的意識や意欲、積極性を感じられた。子どもたちにとっては、スタッフより年齢が近く身近なモデルとなり、双方にとって学びの機会になったと思う。 辻堂発見!リポーター⋆ 非常に素晴らしかった。意欲的に広報活動に取り組んでおり、単位取得に必要な時間数を超えても手を抜かずに広報活動を行ってくれた。作成した記事は、活動の目的・背景まできちんと理解した上で文章を作成しており、表現の仕方についても適切な言葉をきちんと使い、ほぼ添削などが要らないレベルのものだった。 辻堂防災活動サポート⋆ とても熱心に活動に参加し、防災に関しての知識を吸収しようとする意欲が見られた。特に、活動記録の報告に関しては、非常に高いレベルのプレゼンができている。 遊びリパークリノア⋆ ①コミュニケーションとは会話だけではない事、②相手も同じようにどう関わっていいか戸惑っている事、③障害児、スタッフのように「関わらなければいけない人」ではなく「一人のヒトとして接してみる」事を伝えることで、お互いにとって成長しあえる関係性が築けている。活動を通した児童支援から私たちの目指す社会について感じ取っていただけたらと考えている。 海の子★森の子クラブ⋆ ボランティアも責任ある行動を求められるということが日本社会ではまだまだきちんと理解されていない中、この「社会貢献活動」の学生は、大学の授業として入口で当団体の活動内容や求められているものをしっかりとおさえてもらっている。今後も主体性のある自分で動ける学生の参加を期待している。 発明クラブは、誰かの困り事を解決するためにものを作るという活動で、スタートがすごく大事だ。「お父さんのいびきがうるさいから叩いて止めたい」Nちゃんに対して、実習生が「叩くのはかわいそうだね。いびきってどうして出るんだろう?」とその場でスマホ検索し「ストレスらしい」とNちゃんに告げた。じゃたたくのかわいそうだから優しく起こしてあげなきゃ、と発想を転換させて、彼女は神奈川県知事賞を受賞した。実習生のちょっとした声掛けが発想の転換、気づきにつながった。立場がにんげんを作るということもあり、実習生は期待していることを十分感じてくれているので、自信をもって送り出してほしい。また体調崩している学生もいるが復活したらいつでも来れる場所でありたいと思っている。 藤沢市まちなか元気プロジェクト⋆ 自由度の高いプロジェクトだからこそ、ゼロから進めていくのはとても難しいことだったと思う。最後まで頑張ってパンフレットが完成してよかった。これをきっかけに藤沢市で働くことも視野に入れてもらいたい。 も成果も異なるが、全員が自分の言葉で自分の成長を話していた。同じ活動をしていても言葉が違う。それぞれの得たものを自分の言葉で確実に落とし込んでいる。中間期研修、課題設定を丁寧にしていることで本人も何をこれからやっていくか、何を目指すかが明確になっている。また受け入れ団体の皆様の声掛けや期待をかけて頂くことも本人の成長につながっている。学内の専門科目で教えている時には見えない顔が見える活動。学びに関わらず、むしろ息抜きのところも含めて別の経験、別の学びができる場として社会貢献活動を楽しんでいると思う。 受け入れ団体のもつ“エージェンシー”力を、実習生が活動を通じて心と体に素直に受け取ることで相乗効果が生まれ、大学と地域社会の双方に底力が育まれると期待しています。(森田) 辻堂のヤング☆スクエア/発明クラブ 協議会 学生一人一人の個性と能力がある。成長の速度***

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