<教員からのコメント> 子ども達の知識レベルに合わせてわかりやすく伝えたり、答えを教えるのではなく「考えさせる」ヒントを出したりと、普段の同級生との会話とは違う、高次のコミュニケーション力が鍛えられたと思います。ぜひ今後に生かしてください。 イチオシポイント ・ 最初はどうやったら子供たちにうまくかかわれるかという不安でいっぱいでしたが会館のスタッフや外部の先生たちが 細かくかかわり方を教えていただけるので今まで関わらなかった人でもうまくできます。 (情報学科1年 村井智樹) ・ おススメポイントは、楽しく子どもたちと考えながら作品を形にすることです。 (情報学科1年 日比陽太) 実習活動報告 実習テーマ 発明クラブ 実施団体 公益財団法人藤沢市みらい創造財団 (野中) <今年度の活動> <協働団体からのコメント> 常に礼儀正しい受け答え、振る舞いができ、子どもへの接する言葉遣い、態度も適切でした。アイデアに詰まる子どもを助けたり、製作サポートを行なう等大いに貢献しました。活動終了時の振り返りでは子どもの進捗状況を的確に報告し、他者への対応力(観察、指導、注意等)を学び向上させる事ができました。いつも自主的に行動し、大いに助かりました。 (加藤様) <活動の目的、団体について> <活動場所> 辻堂青少年会館 <活動頻度> 月1回程度、主に日曜日 <活動スケジュール> 発明クラブ活動のほかは 11月 会館フェスティバル等 私は、辻堂青少年会館での活動で子供たちとのかかわり方について大きく学ぶことができた。子供たちと関わっていく上で何をするかを細かく説明するのではなく、わかりやすく説明し自分から寄り添って行くことで心を開いてくれることがわかった。初めのころは、まったく名前をよんでもらえなかったが、とにかく子供たちと同じ目線に立ち目を見て話をし続けると、回数を重ねるごとにだんだん名前を呼んでもらえるようになり、最後には自分が担当していた班の子全員に呼んでもらえるようになった。 子供たちに自分で考えて答えにたどりつく力をつけてもらう発明クラブでは、答えを教えないようにサポートするというのが難しく、最初のころはうまくできずに先生方に頼っていたが、先生方の教え方などを目で盗み真似をしながら行うことで、だんだんとうまく教えられるようになっていき、子供たちが作成に困って質問してきたときに、ヒントをあげられるようになった。 その結果、子供たちが帰り際に私の名前を呼んで、ありがとうと声をかけてくれた時などにうれしく思った。 子どもたちの日々の困りごと、不便なこと、嫌なことなどを見つけて解決する方法を考え発明品を作って解決する活動。会館のスタッフのほかに発明協会からの外部講師である吉田秀樹先生と福村直樹先生と行う。 9 自分で考えて答えにたどりつく力
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