学報85号
13/16

13 特別国民体育大会出場 湘工祭 文部科学大臣によるスポーツ功労者顕彰受章10月7日〜17日、特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」が行われ、本校からは以下の生徒が神奈川県代表として出場しました。自転車競技では、少年男子1kmタイムトライアルで三浦一真さん(2年)が2位入賞、水泳では西村優雅さん(3年)が少年男子A200m背泳ぎで3位入賞するなど、いずれの選手も見事な活躍を見せました。天候に恵まれた9月2日・3日の2日間に渡り「第58回湘工祭」を開催しました。新型コロナウイルスによる影響で、2020年度は中止、2021年度は在校生による文化部発表会、2022年度は来場を学校関係者(生徒・保護者・教職員のみ)に限定するなど、近年は制限のある文化祭が続いていました。ようやく、今年度は4年ぶりに従来の一般公開での実施となりました。当日は、開場時間前から高校正門には保護者や近隣住民、また多くの中学生が集まるほどの盛況ぶりをみせ、1・2 年生の各クラスが作り上げたさまざまな催しや展示は来場された方々を楽しませていました。3年生は高校生活最後の文化祭に模擬店を出店し、焼きそば、焼き鳥、かき氷、餃子、チュロスなど、食を通じて来場者に笑顔を届けました。また、文化部のステージ発表や作品展示にも多くの人が集まり、生徒たちの日頃の練習の成果に歓声が上がりました。生徒たちはこの度の湘工祭を通じて、クラスの仲間との絆を深め完全燃焼し、一段と成長した姿を見せてくれました。これからも在校生が湘工祭を盛り上げ、良い伝統として引き継いでくれることを期待しています。8月8日、水泳部顧問の三好智弘教諭と本校OGで東京2020オリンピック日本代表の小堀倭加さん(2018年度卒業)がともにスポーツ功労者顕彰を受章しました。同顕彰は世界的規模のスポーツの競技会で優秀な成績を収めた選手および、その指導者、スポーツ審判員、そして、多年にわたりスポーツ活動を支援している団体に対して、毎年、文部科学大臣より授与しているもので、今年は国際大会優勝者や世界新記録樹立者、デフリンピック入賞者など延べ614名·団体が顕彰·表彰を受章されました。三好教諭は今回の受章について「苦しい時期がありながらも、何度も大きな山を乗り越えてきた小堀選手をリスペクトします。まずは来年3月、パリオリンピックの出場権獲得に向け、集中的に強化していきます」と今後の意気込みを語っています。同教諭は社会科の教鞭を執りながら、水泳部の指導にあたっているほか、水泳界でも委員を務めるなど、多岐に渡る活動で神奈川県のスポーツの発展に尽力しています。■自転車鈴木 清之介(3年) 三浦 一真(2年)■水泳(競泳)西村 優雅(3年)  篠原 煌(3年)髙下 瑠唯(3年)■水泳(アーティスティックスイミング) 上田 咲良(3年)■卓球八幡 陽介(3年)■バスケットボール(少年男子)オディギェ プレシャス恵(2年)山田 哉登(1年)  脇 明佑斗(1年)

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る