学報80号
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05 令和3年度入学式を挙行4月4日、本学大講義室において、令和3年度入学式を挙行しました。渡辺重佳学長が、新入生560人(大学院21人、工学部539人)の入学を許可した後、新入生を代表して、人間環境学科の齊藤琳さんが日英2カ国語で大学生活への決意を宣誓しました。式典進行のサポート役には、学位記授与式に続き「SITTERⅡ」が登場し、会場を盛り上げました。渡辺学長は式辞で、本学の開学以来続く「社会に貢献する技術者の育成」に伴う教育方針や新しく策定した大学のビジョンメッセージを説明し、「やりたいことを、できることに。」を実現するために、今後も教育改革を推進していくと述べました。糸山祐理事長と、来賓としてご臨席いただいた参議院議員の蓮舫氏からは心温まる祝辞を頂戴しました。締めくくりには、糸山英太郎総長から、これからの未来を担う新入生に対して、数年先を見据えながら、大学生活を有意義なものにしていってほしいと、エールが送られました。閉式後には、糸山総長と蓮舫議員による特別講義が設けられ、新入生と熱のこもった質疑応答を交わしながら、貴重な時間を過ごしました。コンピュータ応用学科では、2021年度から皆さんの専門性を高め、キャリアを構築していくためのさまざまな取り組みを始めます。「基礎学力の強化」「学科独自のキャリア教育の強化」、より高みを目指す学生を応援する「Advanced Specialist Program」の導入です。皆さんを取り巻く環境はどんどん変化していきますが、我々と一緒に前に向かって進んでいきましょう。人間環境学科は、環境科学、スポーツ工学、医療科学と幅広い分野の学びが特徴です。また、1年次から3年次まで継続する実験や4年次の卒業研究を通してこれらの学びを深めるとともに、日々進化する工学技術に対応できる実践力を身につけます。これにより、卒業後もさまざまな分野で活躍できます。また、昨年に加藤忠彦先生、4月に池原忠明先生をお迎えしました。両先生ともスポーツ工学分野担当ですので、この分野で学べる内容がさらに広がっていきます。総合デザイン学科 教授総合文化教育センター 教授本学科では、さまざまなデザインに挑戦すべく、昨年度はできなかった対面による実習を中心に、授業展開を図ります。学生の皆さんは、自ら考え、自ら動いてさまざまなデザインに取り組んでください。教えてもらうという受け身の姿勢ではなく、自ら課題を見つけ、解決していくという積極的な姿勢での取り組みを期待します。コロナ禍で今までと違った大学生活になっていますが、1度だけの人生ですから、しっかり自分の意志で学んでいきましょう。総合文化教育センターでは、社会人基礎科目や共通基盤ワークショップを通じて、学科を超えた学びの場を提供しています。そこでは、さまざまな人たちとの出会いと交流があります。ぜひ、大学のもつダイバーシティ(多様性)のすばらしさを、在学中に堪能してください。それが、良き大学生として、良き社会人として活躍する力となるように、私たちも皆さんとともに歩んでいきます。 コンピュータ応用学科 教授人間環境学科 教授尾﨑 文夫平山 勉牧 紀子森井 亨

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