学報80号
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08SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGY[ 教員紹介 ]新たに本学の教員として着任された先生をご紹介します。通信、情報セキュリティ、データサイエンスに関する研究を行っています。これらの研究は、近年の取り扱うデータ量の増大化に伴い、次世代の社会システムを構築する上で大変重要なものになってきています。授業や卒業研究では、関連するソフトウェアの使い方を覚えるだけではなく、その背後にある「情報」や「データサイエンス」の考え方を理解し、本質を見抜く力を養ってもらえるような工夫をしていければと思います。M2M/IoTを活用した人に優しいコミュニケーションメディアの研究開発に取り組んでいます。具体的には、SNSボットを介したゆるやかな見守り、触覚による歩行ナビゲーション、ARによる実世界指向のeスポーツ、特別支援教育のためのガジェット作りなど、活動の分野はさまざまです。学生の皆さんとは、講義だけでなく、さまざまな社会と連携した活動を通じて、常にオープンマインドで知識とスキルの実践経験を積む過程を共有したいと考えています。現在、日本は超高齢社会に突入しています。その中で人々は、身体的な向上や生活の質をあげて、より良い生活を目指しています。そのような社会の中、今、私たちは技術者として、何ができるでしょうか。授業、実験、ゼミを通して人々の諸問題を見つけ、その問題解決をするための新しい機器・装置を開発していきます。個人の考えや技術は有限です。しかし、皆さんの考えや技術を合わせると無限大になります。想像力を大いに発揮し、一緒に問題解決策を考えていければと思います。電気電子工学科 講師コンピュータ応用学科准教授総合デザイン学科 講師皆さんが持つスマホやヘッドフォン、さまざまな物に無線が使われています。しかし、駅などの人が多い所で、無線が切れてしまう経験をしたことがあるのではないでしょうか。「つながらない」を無くす、“切れない無線”を目指した研究を行っています。企業時代に研究から新ビジネス立ち上げまでを経験し、ロジカルに考える力と相手に伝える力が、業務を行う上で大切だと感じました。授業や卒業研究を通じて、学生の皆さんがこの力を身につけられるようにしていきます。プログラミング言語の基礎的知識などの授業を行うとともに、「コンピュータを使った人・交通機関の流れの円滑化および混雑の解消の研究」を行っています。そこでは、さまざまな規模の人間活動、例えば、駅の構内などという比較的小さな空間から、一つの地域を俯瞰するような大きな空間まで、たくさんのプレーヤーがいることに伴う相互作用を解析し、課題の解決に取り組んでいます。これからどうぞよろしくお願いします。私はこれまで中学・高校で技術科・工業科教育を行ってきました。高度なテクノロジーに囲まれた現代は、その恩恵とともに多くの課題があり、その根本は「節度」、すなわち「人間自身の制御」に行き着きます。モノづくりや機械制御を学び、一人ひとりが自らを「制御」する力を養う必要があると考えます。科学技術と環境と人間にとって「三方良し」となる真のサスティナブル社会は、この先にあると捉え、そのための道を模索し研究しています。情報工学科 講師 コンピュータ応用学科准教授人間環境学科 准教授宗 秀哉熊谷 兼太郎北原 立朗鎌塚 明中茂 睦裕池原 忠明THESHONAN

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