学報81号
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03湘南工科大学ということを、強いインパクトでアピールするためにも「情報学部」の新設を決めました。 本学のブランドコンセプトは、「やりたいことを、できることに。」。工科系の学びの中で興味を持ったこと、やりたいことを見つけたら、それを「できること」にしっかりと変えていく学びを提供するというものです。それを情報学部の学びにおいても実施し、まさに、本学のコンセプトとしてうたっている「やりたいことを、できることに。」を実践していこうということです。まずは1年次でやりたいことを見つける。その後、それを実現できるように支えていく仕組みをつくっていきます。日本がこの先も科学技術の面で先進国であり続けるためには、最先端の分野で渡辺学長:情報学部では、ICT分野で世の中に貢献する技術者になるために、1年次で基礎となるICTの10分野を学び、その中から「やりたいこと」を見つけてもらいます。そして、それをプロジェクトラーニングやアクティブラーニングを介して、「できること」にしていきます。のイノベーションが必要不可欠です。現在の日本は、最先端分野の技術者が圧倒的に少ない状況ですから、本学の掲げたコンセプトを生かした学びを展開し、新たな分野を発展させていける人材を育成していくことは、非常に大きな可能性と意義のあることだと考えています。現在の本学の「情報工学科」と「コンピュータ応用学科」では同じような対象を学びますが、それぞれの学び方に特長があります。2つの学科を単純に統合すると、学生数が大学全体の半分くらいの規模になります。他の学科とのバランスをとる上でも、2学部に分けることが望ましいと考えました。情報学部 情報学科には「人工知能専攻」「情報工学専攻」「情報メディア専攻」という3つの専攻を設けています。「人そういう体験をした上で、世の中に出て行ってほしいと考えています。入学してもらいたいのは、情報系の学びに興味がある人、本学でやりたいことを見つけて学びたいと考えている人、積極的にプロジェクトラーニングやアクティブラーニングに参加して、みんなでコミュニケーションをとりながら学びたい人、本学で学んだことを、できることに変えて、最先端の分野で技術者として世界で活躍する、というストーリーに共感してくれる皆さんです。このような学びは、一人で勉強しているだけでは難工知能専攻」はAI分野のエキスパートを目指し、「情報工学専攻」は情報の基盤であるコンピュータのエキスパートを、「情報メディア専攻」は情報メディアのさまざまなコンテンツのエキスパートを目指すことを想定しています。現在の情報工学科、コンピュータ応用学科で蓄積してきた資産を生かした、新たな学びをつくり上げていきたいと考えています。しいので、取り組む分野も年齢も異なるさまざまな人とプロジェクトを組み、コミュニケーションや議論を重ね、「やりたいこと」を「できること」に変えていける環境をぜひ実現したいと考えています。そのためのキーパーソンが本学の中で情報分野を最も知り尽くしている二宮教授です。二宮教授:情報学の分野ではさまざまな場面でコンピュータが活用されていて、学びの内容を細かく切り分けることが難しい。ならば切り分けずに、さまざまな分野が学べるひとつの学科として、興トークメンバーコンピュータ応用学科 教授 牧 紀子湘南工科大学学長 渡辺 重佳情報工学科 教授 二宮 洋 「情報学部」で身につける力、育成したい人材

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