学報86号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGYHIGH SCHOOL12新入生の皆さん、高校生活にはもう慣れたでしょうか。入学から行事などで慌ただしい日々が続きましたが、いよいよ高校での学びが本格的に始まります。中学時代の多くが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたと思いますが、昨年あたりからそれも落ち着き、本校でも学校行事がコロナ前と遜色ない形で行えるようになりました。高校三年間、日ごろの学習に力を入れるのはもちろん、部活動や課外活動など、さまざまなことにチャレンジし、充実した日々を過ごしてください。「さあ、いま、ここから。」という気持ちで取り組んだことすべてが、その後の人生の良い糧になると思います。皆さん一人ひとりの歩みが、素晴らしい仲間とともにかけがえのないものになるよう、湘工の先生方は温かく見守り、応援していきます。頑張ってください!保護者の皆さま、日頃より学年の運営にご理解、ご協力いただき感謝申し上げます。高校時代は子どもから大人へと成長する大切な「通過点」です。心身ともにたくましくなってきているとは思いますが、お子さまの成長には、まだまだ保護者の皆さまのお力が欠かせません。さまざまな場面でご協力をお願いすることがあると思いますが、お子さまの学校生活をより良いものとするため、何とぞよろしくお願いいたします。3年生は高校生活で頑張ってきた2年間を発揮する学年だと思っています。進路実現へ向けては、個々で学んだことを発表していきます。部活動では練習の内容に自信を持ち、戦績や結果を残してほしいと思います。最後の学校行事も悔いなく過ごせることになるでしょう。後輩の見本となることをお願いしたいと思っています。この場をお借りして、これまでは「ファーストペンギン」の心意気で挑戦してほしいこと、「守・破・離」の考え方を持ってほしいことを書きました。3年生では「フィードフォワード」で成功への取り組みを考えてほしいと書いていきます。「フィードフォワード」とは、英語で「前向きなフィードバック」という意味です。似た言葉に「フィードバック」があります。「フィードバック」は過去に起きたことを振り返り、改善策を見つけ出していく方法です。この方法での振りかえりは「同じ過ちを繰り返さないために…」の気持ちが強くなります。それでは後ろ向きになりがちで、失敗を恐れる行動になることが大いに考えられます。「フィードフォワード」でこれから起こす成功に向けて考えるフィードバックをしてください。この2年間で培ってきた「知徳体」を大いに発揮するため、前向きな行動を考えてください。1年 学年主任佐相 祐介2年生の皆さん、進級おめでとうございます。早いものであっという間に1年間が過ぎました。この1年間を振り返ってみてどうでしょうか。学習・部活動ともに「もっとできた」「もう少しはできた」ということはありませんか。今年度は1年間を通じて「やりきった」と振り返れるような1年になることを期待します。学校生活では中堅学年として、皆さん一人ひとりが主役となってリーダーシップを大いに発揮し、学校を引っ張っていってほしいと強く願っております。新入生合宿では富士山の麓で、ここから日本一の山に3年間で登れるだけ登ろうと伝えたのを覚えていますか。皆さんにはまだまだ無限の可能性があると確信しています。良き仲間・良きライバルと時には競い、時には助け合い、頂上を目指しましょう!目指さないことはスタートしていないのと同じです。2年学年団も協力しますので、高校生らしく自分の目標に向かって一歩一歩、確実に前に進んでいきましょう。保護者の皆さま、学年の活動にご理解、ご協力をたまわりありがとうございます。昨年同様にご子息・ご息女の心の充実を目指し、学校とご家庭とで協力して見守って行きたいと思っております。1年間どうぞよろしくお願いいたします。3年 学年主任森安 太志2年 学年主任増田 昭雄SHONANTHE

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