学報86号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGYHIGH SCHOOL14 新図書館「HABITAT(ハビタット)」のクリエイションチームが発足しました 「2024トラック アジア選手権大会」2部門で優勝HABITAT事務スタッフ©(公財)日本自転車競技連盟(JCF)©(公財)日本自転車競技連盟(JCF)※学年は大会出場時の学年です。 クリエイションチームは、HABITATで生徒や教員が一体となって楽しめるプロジェクトを企画しています。イベント週間には、各コースの先輩への質問会や部活動のパフォーマンスなど、従来の図書館にはなかった魅力的な催しを多数開催する予定です。皆さんで協力して、HABITATを日本一の図書館にしましょう! クリエイションチームに入ろうと思ったきっかけは、HABITATを通して、友達はもちろんのこと、一番は先生との距離を縮めたいと思ったからです。そのため今は、先生との相談会や先生vs生徒でのクイズバトルなどを企画しています。私は3年生で、あと一年しかHABITATを使えないので、たくさん企画を成功させて、みんなの生活の一部になるような場所にしていきたいです。 HABITATの生徒主体という理念に惹かれ、クリエイションチームのメンバーになりました。私のやりたいことは生徒主体型授業です。生徒が生徒に授業をするというものですが、ただ数学や国語などの授業をするのではなく、個人や部活の個性を生かした授業をしたいと考えています。HABITATを盛り上げていくために仲間と協力して、日々活動に取り組んでいきたいです。 2月21日~26日、インド・ニューデリーで開催された「2024トラック アジア選手権大会」に本校スタンダードコースの三浦一真さん(2年)がジュニア中距離選手の日本代表として出場しました。男子ジュニア インディビジュアルパーシュートおよび男子ジュニア マディソンで優勝、男子ジュニア エリミネーションで2位という輝かしい成績を収めました。各種目の試合結果は以下の通りです。〇男子ジュニア インディビジュアルパーシュート 3km(250m×12周) 優勝予選を2位で通過し、決勝では予選のタイムをさらに縮め、台湾の選手に競り勝って優勝、金メダルを獲得しました。〇男子ジュニア マディソン 30km(250m×120周) 優勝1チーム2名で行われるマディソンでは木綿崚介選手(松山学院高等学校)とペアを組み、序盤のハイペースな展開を後方で自重。残り50周から先頭に立ち、そのまま1位のポイントを積み上げ、逆転で優勝し、金メダルを獲得しました。〇男子ジュニア エリミネーション 2位周回ごとに最後尾の選手を除外していき、順位を決めるエリミネーションでは、積極的にレースを進めましたが、最後のスプリント勝負に敗れ、惜しくも2位入賞。銀メダルを獲得しました。 新図書館「HABITAT」は、教室・図書館・勉強の場・友人とのおしゃべりの場といった目的だけにとらわれない、生徒のさまざまな過ごし方を尊重する、心地良い空間となることを願って命名されました。今年1月にクリエイションチームを発足。今後、HABITAT WEEKの企画立案や季節企画の立案など、メンバーで対話を重ねながら、さまざまな活動に取り組んでいきます。クリエイションチームメンバー吾田 知心(2年)七海 颯悟(3年)片岡 奏(3年)左から吾田さん、片岡さん、七海さん 開館してから、HABITATには毎日たくさんの生徒が訪れ、とてもうれしく思っています。 学校にいると、集団生活ならではの楽しさや悩みが生まれると思います。そんな生活の中で感じることをHABITATで言葉にする生徒もいれば、それを教室に置いて個人として過ごしたり、また、クラスより小さな集団で過ごしたりしています。生徒が「それぞれの時間」を過ごせるこの環境をこれからも全力で守り、さまざまな種類の本をそろえ、どんどん成長する生徒の皆さんと一緒に歩んでいけるよう、多方面から力を尽くしたいと思っています。 生徒たちは昼休みや放課後になると、図書の貸し借りや勉強、友達とお菓子を食べながらのおしゃべりや食事など、好きな場所を見つけて、思い思いにHABITATで過ごしています。また、テスト期間が近づくと、テスト勉強に取り組んでいる姿が多く見られます。今後、さらに多くの生徒や教職員が訪れてくれるように、季節の飾りつけやさまざまなイベントを定期的に開催する予定です。 生徒の皆さん、ルールを守って気軽にHABITATを利用してください。何か困ったことがあれば2階カウンターでいつでも声をかけてくださいね!HABITATがあなたにとって心地よい「生息地」となれるよう、頑張ります。HABITAT事務 古怒田 佳織さんHABITAT事務 榊田 莉子さんSHONANTHE

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