学報86号
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SHONAN INSTITUTEOF TECHNOLOGY04 学科長・センター長からのメッセージ電気電子工学科は、知識を詰め込むだけではなく、その知識を応用して問題を解決する力を身につけることにより、「社会に貢献できる技術者の育成」という教育目標を達成できると考えています。そのために、IoTルーム、電気工学実験室、電子工学実験室、電気基礎実験室などを5号館内に設置して、実習科目を多く用意し、「自ら考えて解決できる力」を獲得できるカリキュラムを構築しています。本学科で学んだ学生の皆さんが卒業後、社会で活躍することを期待しています。人間環境学科は、環境科学、スポーツ工学、医療科学を中心に、広く工学の応用分野を学ぶ学科です。さまざまな分野の技術について講義・実験を通して学びますので、自然と新しい技術に対応する力が身につきます。これは、技術が絶えず進歩する現代社会では重要な力となります。学科のある9号館には、新型の電子顕微鏡、身体の動きを計測する機器、医療機器など他学科にはない特徴的な設備があります。これらを利用して多くの経験を積んでいきましょう。工学部 機械工学科 教授工学部 総合デザイン学科 教授工学部 情報工学科 教授機械工学技術者は、自動車、ロボット、宇宙、工作機械、エネルギー、医療、環境など、世の中のほとんどのモノとサービスに関わりを持つため、多くの企業に採用されています。本学科では、数学、力学などの機械工学基礎力の確実な修得とCADなどの実践的な設計教育、さらにプログラミングなどのソフトウェアと自動車、ロボットなどのハードウェアを組み合わせたシステム技術の創成に積極的にチャレンジできる技術者の育成を目指します。総合デザイン学科では、1年次から“プロダクト”“空間”“エンジニアリング”のデザイン領域を横断的にデザインとテクノロジーの両面から学び、さまざまなデザインに挑戦していきます。デザインの出発点は、問題点の発見にあります。学生には授業や実習を通して、自ら課題を見つけ、解決していく総合的な実践力を身につけるとともに、未来へと導く新たなデザインを考える創造力を養ってほしいと願っています。豊かで幸せな社会をつくるためにテクノロジーと向き合い、ヒトやモノ、コトに関わる諸問題を考察し、よりよい世界を創っていけるよう共に学んでいきましょう。情報工学科では、「すべてはプログラミングから始まる」という教育指標を掲げ、専門科目の約8割がプログラミングを含む実践的な授業であり、そこで身につける情報収集・分析力、論理的思考力、課題解決力などのスキルは、将来の技術者として不可欠なものばかりです。資格取得の支援も充実させ、皆さんの夢を実現するために全力でサポートします。ここでの学びは、ただ単に知識を得るだけでなく、自らの可能性を広げ、未来への道を切り拓くものです。私たちは、皆さんが充実した大学生活を送り、笑顔で卒業を迎えることができるよう、常にそばにいます。一緒に学び、成長し、そして夢を実現しましょう。工学部 電気電子工学科 教授工学部 人間環境学科 教授SHONANTHE田中 秀明禹 在勇二宮 洋水谷 光宮坂 武寛

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