学報86号
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05 令和6年度入学式を挙行/新入生ガイダンス/新入生女子歓迎会 総合文化教育センターは、本学の学生が視野狭窄に陥ることなくバランスのとれた知識や思考力を習得できるよう、専門科目以外の人文・社会科学系のリベラルアーツ教育を担当しています。経済学、国際関係論、政治学、法律、哲学、外国語、健康とスポーツなど、「健全な社会性」を育成するための大切な場を提供しています。大学進学は当たり前のことではありません。ご家族をはじめとする周囲の方々への感謝を忘れずに勉学に励んでください。4月7日、本学大講義室において、令和6年度入学式を挙行しました。当日は、式の様子がインターネットでも配信され、学内外で多くのご家族、ご関係者の方々が入学式を見守り、新入生たちを祝福しました。式典では、木枝暢夫学長により入学を許可された学部・大学院の新入生・編入生557人を代表して、情報学部 情報学科 情報工学専攻の木村斗亜さんが学生生活への期待を胸に、決意を宣誓。続いて、木枝学長から式辞、糸山祐理事長から祝辞が贈られ、新入生たちは新たな学生生活をスタートさせました。4月8日~10日、情報学部、工学部の2学部5学科で新入生ガイダンスを実施しました。大学生活を送る上で必要な情報や大学施設の利用方法などの説明に加え、親睦を深めるための新入生オリエンテーションでは、各学部・学科の教員が中心なり、趣向を凝らした企画や、CC(コミュニケーションサークル)制度を活用した、友達づくりのきっかけなどを提供しました。9日・10日は、学生自治会による新入生歓迎会が開催され、部活動紹介や芸人によるお笑いライブで、会場は大いに盛り上がりました。また、10日には、女性教職員が中心となって、「新入生のためのSIT女子会」を開催。最初は緊張していた新入生たちも次第に打ち解け、大学での生活を楽しむ様子がうかがえました。新入生の皆さんの学生生活が充実したものになることを、教職員一同、願っています。工学部 コンピュータ応用学科兼 情報学部 情報学科 教授コンピュータ応用学科では、ICTを活用した幅広い技術を学び、協働力を養う場として小規模プロジェクト型授業のTPL(Team Project Learning)を用意しています。また、学会発表、産官学プロジェクトや東京ゲームショウなどの外部に向けた活動を通じて、実践的な力の育成にも力を入れています。さまざまなチャレンジを通じて、皆さんの中の芽を大きく育てていってください。2023年度に新規に開設された情報学部情報学科は2年目を迎えます。今年度も新入生を数多く迎えることができたことをうれしく思います。情報学科ではさまざまな新しい学修スタイルを取り入れ、学生も教職員もチャレンジを続けています。2024年度は「情報学課題解決実習」が始まります。「やりたいこと」を見つけた学生が、それを「できることに」するためのプロジェクト型の科目です。基本をしっかりと身につけ、学びを積み重ねていくプロセスを大事にし、自身の力で道を切り開いてく技術者として成長していってくれることを心より願っています。総合文化教育センター 教授牧 紀子長谷川 将規

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