学報87号
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ボランティア活動が身近に ― 「ウミソコ」で海洋保護デザインの力で地域を、暮らしをより良くしたい地域での出展経験が、私の糧になった好きな授業www.shonan-it.ac.jp(大学)www.sh.shonan-it.ac.jp(附属高等学校)〒251-8511 神奈川県藤沢市辻堂西海岸1-1-25【 大学 入試課広報 】 TEL:0466-30-0259 FAX:0466-34-4022工学部 総合デザイン学科 3年 森 志帆さん●湘南工科大学 ●湘南工科大学附属高等学校 小学生の頃からアウトドアが好きで、登山などを通じて多くの自然環境に触れてきました。そして、そこに暮らす人たちと接することで、地域の特徴や独自のコミュニティに興味を持つようになりました。また、「デザイン」の力で地域や社会をより良くできることを知り、本学の総合デザイン学科なら、私が考えるデザインを実現するために必要な知識や自分のアイデアを形にする技術が学べると思い進学しました。今はプロダクトデザインを主に、スケッチやアイデアを構想するための基礎的な知識や技術を勉強しています。プロダクトデザインだけでなく、以前から興味があったランドスケープの勉強も始めています。将来はプロダクトの開発と地域のデザインを掛け合わせた仕事に取り組んでみたいと考えています。引地川の清掃などに参加する中で、ボランティア活動を身近に感じられるようになり、今は、大学のボランティアサークル「ウミソコ」を立ち上げ、江の島を中心に湘南海岸の海洋保護活動に取り組んでいます。水中ドローンを使った海底調査では、釣り糸や海藻がすぐに引っかかるなど、環境問題の深刻さを痛感しています。テーマに沿って構想から発表まで行う「総合デザインプロジェクト」です。「ふじさわ産業フェスタ」に総合デザイン学科のプロダクトデザイン分野をPRする商品を出展するという課題が出て、どんな人が来るのか、来る人は何を求めているのかなどを考え、1カ月程度で商品を製作。とても有意義な経験ができました。MY FAVORITEFACILITIES & CAMPUS LIFE熱中していることMY FAVORITE

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