THE SHONAN私たちが実行委員会に参加した理由とは開催にあたり大変だったこと、苦労したこと。03できています」という思いを込めました。今年はコロナ禍前のようにすべての来場者を無条件で受け入れての開催に戻ります。昨年も学外から多くの方にご来場いただきましたが、今年はさらにたくさんの方に来場していただけるとうれしいです。堀越先生 :そのための「準備はしっかりできている」ということを表現したんですね。井上さん:そうです。ぜひ期待していてください(笑)。大木さん:コロナ禍を乗り越え、実行委員をはじめとする学生たちが一生懸命に考えて企画した「新しい松稜祭」を、皆さんにお見せする準備は整っていることを、今回のテーマから感じてほしいと思います。堀越先生 :皆さんが松稜祭実行委員会に参加した理由を教えてもらえますか?大木さん:私は昨年から実行委員会に参加しました。イベントを盛り上げたり、人を楽しませたりする大学祭の仕事に魅力を感じたことが一番大きい理由です。そして実行委員として松稜祭を経験してみると「あそこはもっとこうした方が良かった」とか「ここをもっとこうすれば喜んでもらえた」と感じることがいくつかありました。そこで、“自分がそれを変えたい”と思い、委員長になりました。堀越先生:自分の手で松稜祭をより良いものにしていきたいと考えたわけですね。宮里さんはどうですか?宮里さん :もともと、こういうイベントに参加するのも企画するのも好きだったので、入学した時から大学祭に関わりたいと考えていました。1年の時に松稜祭実行委員会の活動を知り、すぐに参加。それ以来ずっと続けています。1年の時は、松稜祭が制限下での開催だったので、委員のなり手が少なくて苦労しました。継承ということの大切さも痛感しました。ですから、これまで先輩たちが積み重ねてきたことを受け継ぎ、後輩たちに引き継ぐために今年も参加することにしました。内山さん:昨年、私は参加団体への説明なども担当していましたが、そこで経験したことや感じたことを自分一人で抱え込むのではなく、ほかの実行委員にも共有すれば、もっとスムーズに皆が動けて作業が進むだろ堀越先生:井上さん:堀越先生:井上さん:堀越先生:内山さん:宮里さん:うと考えて、今年は副委員長になりました。昨年の経験をもとに、仲間の背中を押してあげようと思ったわけですね。内山さんは同級生の私からみてもとても頼りになる人です。内山さんが見守ってくれると思うと安心して仕事をすることができるんです。なるほど。では、井上さんが実行委員会に参加した理由を教えてください。高校時代、生徒会の議長をしていて、大学でもそういう活動を続けたいと思っていました。新入生歓迎会で、松稜祭実行委員会の活動を知り、この団体なら「大学をもっと楽しくしたい」という思いが実現できると考え、参加することを決めました。最初は広報の仕事をするつもりでしたが、会計の仕事を受け継ぐ人がいないと聞き、自分に何かできるならと考えて引き受けました。それでは、皆さんが今年の松稜祭に向けて準備を進める中で苦労したこと、大変だったことを教えてください。やはりコロナ禍で松稜祭の来場型の開催が途絶えてしまったので、運営方法や企画の考案についても相談できる先輩がいなくて苦労しました。一から全部、自分たちで判断して手探りで作り上げていっている状態です。1年の時の松稜祭は、事前のフォーム登録やアンケートに答えてもらった人だけが来場を許可されるという閉鎖的な環境での開催でした。来場者に事前登録を課すという方法は、事前準備もですが、当
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