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本多 博彦 研究室


本多 博彦 教授

所属 湘南工科大学 工学部 コンピュータ応用学科
(2023年度から湘南工科大学 情報学部 情報学科 情報メディア専攻予定)
湘南工科大学大学院 工学研究科 電気情報工学専攻
学部研究テーマ 情報福祉社会に向けた人とコンピュータのやり取りを支援する研究
大学院研究テーマ 症状進行に適合するIT操作支援の研究
効果音を利用した情報の直接提示に関する研究
エンターテイメント要素を取り入れたリハビリシステムに関する研究

研究経歴

聴覚情報提示システム

聴覚情報提示システム

 理学系の宇宙物理学が私の研究の出発点でした。X線を使って宇宙を探るというテーマのもと、コンピュータ(PC)を用いて宇宙の果ての銀河の集まりについてデータを解析したり、シミュレーション計算を行うといった取り組みを続けてきました。PCによる画像・データ解析およびプログラミングの経験を重ねる一方、視覚障がい者のための支援システムを開発する業務に誘われたことが転機となり、情報工学系へシフトして現在に至ります。視覚障がい者が音声合成を使ってどのようにやり取りするか、その仕組みを作るのが当初のテーマでした。現在は、手足の機能に障がいを持つ方、あるいは情報弱者の方を支援する研究が中心です。また聴覚メディアを活用した情報提示に関する研究では,日常的に存在している環境音を模倣したり、ネットワークを介して共有感覚を持ち続けるための、聴覚情報提示システムの開発などを行い、感性工学の方面に展開する研究も行っています。

専門・研究分野

ヒューマンインタフェース、感性工学、メディア芸術、ヒューマンインタラクション、福祉情報工学

教育研究活動(主な卒業研究テーマ、担当科目)

メディアアート作品

メディアアート作品

<研究室の活動内容(課題解決実習など)> 
 近年新たなメディア芸術として注目されている,デジタル技術を利用したメディアアートと呼ばれる作品作りを行っています。特徴は,作品が人に反応する「双方向」型のシステムとなっている点です。「様々なセンサー」「音響効果」「プロジェクションマッピング」などの要素を融合したインタラクティブな作品制作を行っています。
<外部発表>
・本多研究室メディアアート展2024(藤沢駅小田急市民ギャラリー)で展示会
・東京ゲームショウ2021, 2023出展

研究室の様子

研究室の様子

メディアアート展覧会

メディアアート展覧会

主な卒業研究テーマ、修士論文テーマ
・映像編集技術と表現に関する研究
・他者の存在を感じさせる空間共有システムの研究
・ライヴ演出における演者へのMR表現の研究~プロジェクションマッピングとペッパーズゴースト~
・作業通話における安心感を得るための存在認識

担当科目
データサイエンスのためのプログラミング基礎, Wevサーバプログラミング, C言語基礎, C言語活用
(院)情報処理応用基礎, (院)情報システム上位層特殊講義

主な所属学会

電子情報通信学会,電気学会,ヒューマンインターフェース学会,芸術科学会,日本音響学会,日本機械学会

趣味

・オーディオ ----- 真空管アンプを自作して、昔のビンテージスピーカー(TANNOY)でニューエイジ、クラシック、ポップス、プログレッシブロックなどを聞いています。最近のハイレゾ録音のデジタル音源も聴きますが、やはりアナログレコードが一番です。実際に音が良い!
・テニス ----- スクールに通う週末テニスなのですが、最近は市民大会などにもチャレンジしています。30年ぶり!?
・お魚の飼育 ----- 海水魚を8年ほど飼育しています。アニメのニモとドリーで有名なカクレクマノミとナンヨウハギです。ろ過装置や温度管理や塩分調整など大変ですが、長生きしてくれて愛着もわきます。
・映画鑑賞 ----- 昔は年に30回ほど映画館に通ったりビデオレンタルしていましたが、最近はもっぱらネット配信です。SF映画やスペクタクルやミステリーが好みのジャンルです。特にどんでん返しものが好きで、有名どころはほとんど制覇したかな。

SDGsとの関連

すべての人に健康と福祉を

産業と技術革新の基盤をつくろう

住み続けられるまちづくりを

教員紹介