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研究テーマ


かつてコンピュータビジョンは機械(ロボット)の眼を創ることを目指した研究分野でしたが,今では人工知能の研究分野と融合し産業界に役立つ様々な技術を生み出しています.私の研究室では,コンピュータビジョン技術を活用したメタバース空間やインタバース空間の構築に取り組んでいます.

本研究室では,「社会に役立ちそうなものを学生視点の創意工夫により実現する」が基本方針です.堅苦しい研究の枠組みにとらわれることなく,学生の素朴な発想を活かした卒業研究を目指しています.自分が面白いと思うことを安直に研究テーマにするのではなく,文献調査結果をもとに学術的意義(または価値)を考えながら研究テーマを決めます.社会のために何かの役に立ちたいと思うことは,研究を進める上での活力につながります.研究を通して,情報処理エンジニアとしての心構え,問題解決に関する発想力とアプローチ,ならびに高度なXRメディア処理技術を身に着けることが本研究室の狙いです.

卒業研究テーマ(2023年度)

強化学習を用いた災害時の安全経路探索と障害物回避
バーチャルセッション演奏のためのギターアバターとドラムアバターの自動生成
エアギターに基づいたアバターによるバーチャルギター演奏
骨盤座標を用いた姿勢改善システムの構築
RPGにおける通常プレイとRTAでのアイテム選択の差に基づいたRTAのチャート作成
バーチャル空間を用いた部屋のお試し模様替え
Redirected Walkingにおける仮想的垂直移動を伴うリセット
メタバース空間を利用したリアル脱出ゲームの製作
3次元シミュレーションを用いた津波被害の再現
大局的ボディモデルと局所的ハンドモデルに基づいたギター演奏アバターの自動生成
アンシャープマスキングにおける平滑化処理の機能性
ChatGPTと自然言語処理インターフェースを利用したBIツールのユーザビリティ向上
車両衝突シミュレーションを用いた歪み度合いの可視化と安全な車両形状の評価

卒業研究テーマ(2022年度)

  • アクティブセンシングを使ったリアルタイム型障害物検出
  • 照明変動に頑健なモザイキング処理
  • アバターモデルの生成とボーンを使った動作表現
  • 楽器パート編集システムのための音源分離
  • 照明シミュレーションを使った臨場感のある居住空間の表示
  • VOICEVOXへのGUI導入による会話支援システム
  • Spotify APIを利用した分析データの抽出と楽曲傾向
  • 接客における自然対話型チャットボットシステムの提案
  • パレイドリア現象を利用した画像理解の判断順序
  • 衣類の3DCGにおけるフォトリアルな表現方法
  • バーチャルキャラクタのためのアクセサリの制作
  • 生活音をフィルタ関数とした音声加工
  • 3DCGモデルを使った破壊・燃焼・溶解のシミュレーション
  • VRを用いた認知症患者向けトレーニングシステムの構築

卒業研究テーマ(2021年度)

  • 読唇術システムのためのSVMによる口形認識
  • MuseGANを用いた訓練回数に伴う楽譜の旋律性
  • 敵対的サンプルに対する画像フィルタリングの適用
  • pix2pixを利用したオリジナルファッション画像の生成
  • 人体モデルを利用した交通事故発生時の人体被害シミュレーション
  • スケッチ画像から3DCGモデルの自動生成
  • 3DCGキャラクタにおける動的表情のリアルな再現
  • 迷路ゲームにおける強化学習の性能評価
  • 3DCG食品モデルの写実的再現のためのプリレンダリング
  • 3Dアニメーションを用いた手話学習支援システム
  • 人狼ゲームにおける各エージェントの強化学習を使った最適行動探索

卒業研究テーマ(2020年度)

  • オンラインによる室内空席状況可視化システム
  • 超音波センサを利用した在席確認システム
  • 仮想3D迷路におけるクリア時間の比較実験
  • グリッドセンサを利用した強化学習によるマルチUAV協調空輸
  • 画像フィルタリングを用いた3DCGモデリングの作業簡略化
  • 拡張現実空間におけるGPSを利用した音声マッピング
  • 点字図書のレイアウト構造に基づく点字自動判読システム
  • フィギュアモデルを利用した拡張現実空間インタラクション

卒業研究テーマ(2019年度)

  • NyARToolKitにおけるマーカー認識の性能評価
  • バーチャルハンドを使った3D麻雀卓のインターフェース
  • 拡張現実空間における表面テクスチャに着目した3DCGの作成
  • だまし絵を利用したバーチャルリアリティ空間の構築
  • 視覚障がい者を支援するための照明変化とカメラ姿勢にロバストな点字認識
  • 掌紋画像からの生命線自動抽出に基づく手相判断
  • バックトラック法を利用したあがり判定による麻雀ゲームシステムの構築