社会で活躍できる技術者・研究者となるためには、個々の専門分野だけでなく、大学院生としての共通的な基礎力向上と幅広い知識を持つことが必要とされる。このために専攻共通科目として、英語、データサイエンス、キャリアの各科目が準備されている。
英語科目
科学技術に関するアカデミックな英語基礎力の獲得を目標とする「アカデミック英語」と、国際会議や英語論文の作成などに必要な構文や文法を学び、自ら英語論文が書ける指導を行う「技術英語」が準備されている。「アカデミック英語」は必修科目であり、「技術英語」は選択科目である。
データサイエンス科目
「データサイエンス概論」では、データサイエンス技術として、AI、データ分析・能力、ITS、情報収集技術、プログラミング方法などの基礎を学ぶ。さらに高度なデータサイエンスを学びたい学生には、特論科目「人工知能特論」が設けられている。「データサイエンス概論」は必修科目である。
キャリア科目
学生の意識改革や対人関係能力を伸ばす方法を学ぶためのグループワーク形式の科目「コミュニケーション」と、学生の将来計画や就職支援を図る目的として、体験を通して学ぶための「エンジニアリングキャリアプランM1、M2」が設けられている。これらの3科目は必修科目である。