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総合デザイン学科 堀川 将幸 教授


[研究テーマ]生活を心豊かにするデザインの研究

求められているのは「心を豊かにするデザイン」

前職の電気メーカーでは、プロダクトやソフトウェアならびにシステムの操作方法や操作画面などを中心にデザインの実務を行ってきました。当時から考えてきたのは、「どういった価値をユーザーに提供するのが善いのか」ということです。今これから求められるのは「心を豊かにするデザイン」です。「モノ」が豊富な時代であって、心まで満たされなければ幸せとはいえません。最近「心身と社会的な健康」を意味する「Well-being(ウェルビーイング)」という言葉に注目が集まってきており、「心の豊かさ」がより重要になってきています。この「心の豊かさ」を実現するモノやサービスのデザインに取り組みます。

「体験価値」を考慮したデザインを追求する

色や形を考えるだけのデザインでは、生活者を満足さえることができないです。重要なのは「体験価値:UX(ユーザエクスペリエンス)」です。そのために、私の研究室では3つのテーマを掲げています。一つ目のテーマの「UXデザイン」では、生活者によりよい体験(エクスペリエンス)を提供するプロダクトやサービスのデザインを実践的に研究します。二つ目のテーマの「価値成長デザイン」では、例えば木目調の工芸品や、味わい深く色落ちしたジーンズのように、使うほどに高まる価値について探究します。どういった価値を感じるのか、なぜ感じるのかという心理面などを分析し、体験価値を成長させるデザインの方法を研究します。3つ目のテーマの「デザイン発想・共想」では、提案する体験価値のアイデアを発想する方法やデザインを共創するためのツールを研究開発します。

ディスカッションを繰り返し、新しいモノやサービスをデザインする

自分一人の発想に頼っていては、「心を豊かにするデザイン」にはたどり着けません。さまざまな人の意見を聞き、ディスカッションを重ね、インタビューを行うことも必要となります。さまざまな人との共創により、新しい体験価値を見出し、その体験価値のイメージを表現するスキルを学んでいきましょう。研究室からは、メーカーやアプリなどのサービス提供会社へ、プロダクトやUXのデザイナーを輩出していっています。未来志向の人、新しいモノやサービスについて考えたい人、一緒に新しいデザインに挑戦しませんか。
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