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今週の1冊


推薦文

7/18 クジラと話す方法 / トム・マスティル著 ; 杉田真訳

【2024/01/20日本経済新聞掲載】
飼っている犬や猫など、動物と話せたら良いなと考えたことがある人はどれぐらいいるでしょうか。著者は海から飛び出したクジラの下敷きになりかけた経験から、なぜ動物とヒトは話ができないのか考えるようになります。近年はAIにより音声データを分類する技術が大きく進歩していますが、クジラに限らず動物すべてがヒトと同じ仕組みで相手と話しているわけではないため、生態や脳のメカニズムを研究し、それに基づき音声を正確に分類する必要があります。動物の言葉を理解するには多くの段階を踏む必要があるためまだ研究の余地がありますが、いつか種類の異なる動物同士が言葉でコミュニケーションをとれるようになるのか、今後の展開が楽しみになりました。(TM)

7/25 「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか : リュウグウの石の声を聴く / 橘省吾著

【2024/03/23毎日新聞掲載】
本書では、探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウからの試料について、採取装置の開発や初期分析を担当した著者がその成果を紹介しています。リュウグウの石からの情報は、地球外に海や生命の材料が存在する可能性を考えさせ、太陽系の成り立ちや進化に関する新しい視点を提供しています。著者の実験や分析は、宇宙や地球の歴史を理解するために不可欠であり、宇宙科学の未来に大きな影響を与えることが期待されます。この一冊は、読者の宇宙への好奇心を刺激するものとなるでしょう。(ME)

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