【2023年4月2日】令和5年度 入学式 学長式辞
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
コロナ禍もようやく落ち着きを見せ、学部・大学院を合わせて563名の新入生とご家族、ご関係の方々がこのように一堂に会して直接気持ちを伝えあえることを何より嬉しく感じ、教職員一同を代表して心よりお祝い申し上げます。
さて、皆さんは本学への入学にあたって、今、何を思い、これからどのような学生生活をイメージしているでしょうか。
本学は今年度から、工学部と情報学部の2学部体制となり、更なる発展を目指していきます。学部新入生の皆さんは、この新体制の一期生ということになります。特に情報学部ではカリキュラムが新しくなり、学生一人ひとりが自分のPCを使って学ぶBYODの仕組みを導入するなど、これまでと大きく変わるところが多くあります。その中で学ぶ皆さんに何よりお願いしたいのは、この新しい体制を作り上げていくことに協力してほしい、ということです。
本学は「社会に貢献する技術者の育成」をミッションとし、身につけた専門の知識や技術を実際に社会の中で役立てるため、社会人基礎力を伸ばすことに力を入れています。その中でも、組織の一員としての自身の役割を理解し、組織の発展のために貢献する気持ちを持つメンバーシップは特に重要と考えています。この力を自分のものとして高めていく方法は、実践しかありません。皆さんには湘南工科大学のメンバーの一人として、本学の教育体制をより良いものにするため自分ができることを考え、行動してください。そこで発揮される主体性が、皆さんを大きく成長させる原動力になると信じています。
また、もう1つ皆さんが学生時代にやっておくべきと思うのは、しっかりした人間関係を構築するスキルを磨くことです。例えばこれからの大学生活で何らかの問題や困難が生じたときに、同級生や先輩、教職員などに上手にSOSを出して助けを求められるかどうかは重要です。分からないことや不安なことを、一人で抱え込むのは止めましょう。逆に、周りで困っている仲間がいたときには、しっかりフォローできるようになってください。このスキルは、将来、皆さんが社会で生き抜いていくための大きな力になってくれるはずです。
それから、式に参加している大学院新入生の皆さん。本学は学部の基礎教育に力を入れている大学ではありますが、研究も1つの重要な柱です。皆さんには、本学のメンバーとして、研究とそれに基づく地域や社会への貢献を推進する役割があります。後輩である学部の学生たちが皆さんの後に続きたいと思えるよう、日々研鑽し立派な成果を上げてくれることを期待しています。
最後に、これから皆さんが、この海が近く広々としたキャンパスで過ごす中で多くの経験と学びを積み重ね、それぞれの「やりたいことを、できることに。」変えながら成長していってくれることを心から願って、私からの式辞といたします。
本日は誠におめでとうございます。
湘南工科大学
学長 木枝暢夫
コロナ禍もようやく落ち着きを見せ、学部・大学院を合わせて563名の新入生とご家族、ご関係の方々がこのように一堂に会して直接気持ちを伝えあえることを何より嬉しく感じ、教職員一同を代表して心よりお祝い申し上げます。
さて、皆さんは本学への入学にあたって、今、何を思い、これからどのような学生生活をイメージしているでしょうか。
本学は今年度から、工学部と情報学部の2学部体制となり、更なる発展を目指していきます。学部新入生の皆さんは、この新体制の一期生ということになります。特に情報学部ではカリキュラムが新しくなり、学生一人ひとりが自分のPCを使って学ぶBYODの仕組みを導入するなど、これまでと大きく変わるところが多くあります。その中で学ぶ皆さんに何よりお願いしたいのは、この新しい体制を作り上げていくことに協力してほしい、ということです。
本学は「社会に貢献する技術者の育成」をミッションとし、身につけた専門の知識や技術を実際に社会の中で役立てるため、社会人基礎力を伸ばすことに力を入れています。その中でも、組織の一員としての自身の役割を理解し、組織の発展のために貢献する気持ちを持つメンバーシップは特に重要と考えています。この力を自分のものとして高めていく方法は、実践しかありません。皆さんには湘南工科大学のメンバーの一人として、本学の教育体制をより良いものにするため自分ができることを考え、行動してください。そこで発揮される主体性が、皆さんを大きく成長させる原動力になると信じています。
また、もう1つ皆さんが学生時代にやっておくべきと思うのは、しっかりした人間関係を構築するスキルを磨くことです。例えばこれからの大学生活で何らかの問題や困難が生じたときに、同級生や先輩、教職員などに上手にSOSを出して助けを求められるかどうかは重要です。分からないことや不安なことを、一人で抱え込むのは止めましょう。逆に、周りで困っている仲間がいたときには、しっかりフォローできるようになってください。このスキルは、将来、皆さんが社会で生き抜いていくための大きな力になってくれるはずです。
それから、式に参加している大学院新入生の皆さん。本学は学部の基礎教育に力を入れている大学ではありますが、研究も1つの重要な柱です。皆さんには、本学のメンバーとして、研究とそれに基づく地域や社会への貢献を推進する役割があります。後輩である学部の学生たちが皆さんの後に続きたいと思えるよう、日々研鑽し立派な成果を上げてくれることを期待しています。
最後に、これから皆さんが、この海が近く広々としたキャンパスで過ごす中で多くの経験と学びを積み重ね、それぞれの「やりたいことを、できることに。」変えながら成長していってくれることを心から願って、私からの式辞といたします。
本日は誠におめでとうございます。
湘南工科大学
学長 木枝暢夫
【2023年3月21日】令和4年度 学位記授与式 学長式辞
本日ここに学位記授与式を迎えた525名の皆さん、学部卒業ならびに大学院修了、誠におめでとうございます。
また、この晴れの日を心待ちにしてこられたご家族、ご関係の皆様方には、教職員一同、心よりお祝い申し上げますとともに、これまでのご支援に対し厚く御礼申し上げます。
さて、皆さんはこの湘南工科大学で過ごした年月を、今どのように振り返っているでしょうか。入学したときの自分を思い出して、現在の自分とどこがどのように変わったか、成長しているかを考えてみてください。
その答は人によりさまざまでしょう。主体的にいろいろなことにチャレンジした人もいれば、何となく流されて過ごしてしまったという人も正直いると思います。ただ、たとえ後者であっても、湘南工科大学の教育課程を修めて卒業した以上は、社会に出て独り立ちしていくための基盤となる力は十分身についているはずです。
特に、本学では授業の中にアクティブラーニングの要素を多く含めることで、コミュニケーション力や協働力といった社会人基礎力を伸ばす教育を特色としています。そこで自然に培われた力は、これから企業や社会で活動する皆さんにとって、大きな助けになってくれるものと信じています。
皆さんは、自信を持ってこれらの力をそれぞれの進路で存分に活かし、新たなヒト、モノ、コトとの出会いに積極的に向き合って、社会に貢献する技術者として成長を続けていってください。私たちも、教育研究をさらに発展させ、湘南工科大学の価値と評価を高める努力を続けていきます。
互いに互いを誇りに思える関係でいられることを、また、皆さんのこれからの人生が充実した幸せなものとなることを心から願って、私からの式辞といたします。
湘南工科大学
学長 木枝暢夫
また、この晴れの日を心待ちにしてこられたご家族、ご関係の皆様方には、教職員一同、心よりお祝い申し上げますとともに、これまでのご支援に対し厚く御礼申し上げます。
さて、皆さんはこの湘南工科大学で過ごした年月を、今どのように振り返っているでしょうか。入学したときの自分を思い出して、現在の自分とどこがどのように変わったか、成長しているかを考えてみてください。
その答は人によりさまざまでしょう。主体的にいろいろなことにチャレンジした人もいれば、何となく流されて過ごしてしまったという人も正直いると思います。ただ、たとえ後者であっても、湘南工科大学の教育課程を修めて卒業した以上は、社会に出て独り立ちしていくための基盤となる力は十分身についているはずです。
特に、本学では授業の中にアクティブラーニングの要素を多く含めることで、コミュニケーション力や協働力といった社会人基礎力を伸ばす教育を特色としています。そこで自然に培われた力は、これから企業や社会で活動する皆さんにとって、大きな助けになってくれるものと信じています。
皆さんは、自信を持ってこれらの力をそれぞれの進路で存分に活かし、新たなヒト、モノ、コトとの出会いに積極的に向き合って、社会に貢献する技術者として成長を続けていってください。私たちも、教育研究をさらに発展させ、湘南工科大学の価値と評価を高める努力を続けていきます。
互いに互いを誇りに思える関係でいられることを、また、皆さんのこれからの人生が充実した幸せなものとなることを心から願って、私からの式辞といたします。
湘南工科大学
学長 木枝暢夫