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工学部 機械工学科工学部 機械工学科

工学部機械工学科

MECHANICAL ENGINEERING

スポーツ義足用高機能アダプターの開発
一流アスリートのデータを取得し分析して最適なアダプターを開発

機械工学×デジタル
次世代のモノ創りを支えるエンジニアへ

あらゆるモノがインターネットに接続され、膨大な量のデータがネット上に蓄積されている。それらを人工知能で処理することで、安全・安心や快適さを提供するサービスが始まり、機械工学にデジタルを掛け合わせることでさまざまなイノベーションが生み出される。自動運転は、それらの技術が融合した最たるもので、再生可能エネルギーを増やす技術も日進月歩で進化。ドローンを利用したデリバリーシステムの実現も間近に迫る。次世代のモノ創りを担う機械工学科は「機械工学×デジタル」で未来を拓くエンジニアを育てる。

さまざまな路面を自由自在に移動可能な災害救助用ヘビ型ロボット
3次元CAD:モデリングから図面作成までの機械設計を実践的に学ぶ

X-Tech LaboratoryLaboratory

【 未来を創造する研究室がここにある 】

機械工学科加藤 研究室

加藤 和弥 教授

モノ創りを通して誰もが笑顔になる未来を

センサーで得た情報を無線で送り、取得したデータを分析するワイヤレスセンシングを研究しています。機械や環境などから、さまざまなデータを取得・分析し最適化することで、機械が故障する前に気づいたり、植物に最適な温度や湿度を知ることで、無駄を減らすことができます。ほかには、パラスポーツで使用するスポーツ義足用高機能アダプターの開発に取り組んでいます。TOKYO 2020 パラリンピックでは、私たちが研究開発したものが使われました。パラスポーツを始めるには金銭的なハードルと精神的なハードルが存在します。不自由な部分に義足などの補装具をしてスポーツをしたいと思っていても、事故やケガへの恐怖心から踏み出せない人も多くいます。私たちは一流アスリートのデータを取得・分析し、初心者でも安心して安全に始められるよう、パラスポーツへのチャレンジをサポートする高機能なアダプターを開発しています。誰かの力になり、すべての人が笑顔で日常を送れる世界を目指して。

Message

機械工学を学ぶことで、自分の手でまだ見ぬモノを創り出すことができます。それは不便や不平等を解消し、皆が同じように喜びを体験できるきっかけを創ることになる。そう信じています。

専門・研究分野

材料加工学

研究テーマ

「高精度・高能率を実現する切削・研削加工の研究」
自動車や家電製品に使用される機械加工部品を高精度化すると、燃費や電気代など製品の性能を向上できます。時間とお金をかければ、部品の精度を向上することは可能ですが、とても高価なものになってしまいます。本研究室では高精度な部品を高能率で製造できる機械加工技術を研究します。

研究キーワード

切削・研削加工、工具センシングデバイス、
ワイヤレスセンシング、生産技術

3 すべての人に健康と福祉を9 産業と技術革新の基盤をつくろう12 つくる責任 つかう責任