4年後にどうなるかは自分次第大学4年間は自分の意思次第でどうにでもなります。決められた時間割があるわけでもなく、適当にやっても誰もとがめたりしません。得たいものがあるなら、努力すればそれは手に入るでしょう。もし何も得られるものがなかったとしたらそれは自分の責任。でも、大学生活が素晴らしい人生の糧になるのは間違いありません。湘南工科大学は基礎からしっかり親身になって教えてくれます。ぜひ4年間、好奇心を持ちながら、さまざまなことに目を向けて、自分の未来を見据え日々励んでほしいと思います。
湘南から世界へ、未来へ
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工学部 機械工学科2018年3月卒業
納得いくまでトコトン追究する
自動車のレースを見るのが好きで、それをきっかけに「流体力学」に興味を持ちました。車が走るときのスピードや燃費にも関わってくる、空気の力学を学べる学問分野ですよね。車の構造なども知りたかったので、「流体力学」だけでなく、「熱力学」、「機械力学」、「材料力学」も学べる機械工学科に入学しました。
大学での授業はやっぱり流体力学が好きでした。空気は見えないものなのに、可視化できるところも面白かったし、研究室でマッハ5の衝撃波を出す装置をパーツから組み立てていくのも楽しかったです。あとは製図の授業も。普通科出身の私は、1年次の手書き製図の授業で、でき上がった時の図面が美術品のように美しいと感じました。達成感もあり、気持ちよかったですね。紙に手で描いた経験があるからこそ、CADソフトを使って描いていく授業では、この図面がどういう構造の機械で、どう動くのか、などの本質を知ることができるのだと思います。
「こういうものです」と言われても、それがどうしてそうなるのか、本質の部分を理解できないと、納得できない性格なんです。研究室にあった装置の仕組みがどうしても理解できず、3DCADを使って自分で実際に作ってみたりもしました。自分の手を動かして考えながら作るとしっかりと理解ができます。納得いくまでトコトン追究する。それが私のスタイルです。
24時間監視し続ける
焼却炉の管理は緊張の連続
今は機器や設備の整備計画の策定や、工事業者との打ち合わせなどを行う部署にいます。まだ先輩たちから教わることや勉強しなければならないことがたくさんあります。早く清掃事業の全体像を把握して、核となる仕事を任せてもらえるようになりたいです。
東京23区の暮らしを守る
東京二十三区清掃一部事務組合
https://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/
東京23区の可燃ごみの焼却施設の整備及び管理運営などを行う特別地方公共団体。日本の最大都市である東京の23区に住む人々の衛生と暮らし、安全を守るため24時間体制で業務にあたる。ごみ焼却により発生する熱エネルギーを発電や熱供給に有効利用するなど、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいる。
企業DATA
東京二十三区清掃一部事務組合
創立/2000年4月1日
予算/1,024億600万円(2022年度)
事業内容/
1、可燃ごみの焼却施設(当該施設と一体の溶融固化施設及びごみ運搬用パイプライン施設を含む)の整備及び管理運営
2、1に掲げる施設以外のごみ処理施設の整備及び管理運営
3、し尿を公共下水道に投入するための施設の整備及び管理運営
職員数/1,165名
※2022年4月現在