湘南から世界へ、未来へ

湘南工科大学スペシャルサイト

縁の下で支える存在が世の中を創造する縁の下で支える存在が世の中を創造する

縁の下で支える存在が世の中を創造する

工学部 人間環境学科3年
宇都宮工業高等学校出身
渡邊 美佑

高校の環境設備コースで
学んだ経験を生かしたい

工業高校出身で、人々の生活に必要不可欠な電気や水道、空調設備など、住環境を構成しているさまざまな環境設備について学んでいました。それで、自然と大学でもこの経験を生かし、工学の勉強をしたいと思ったんです。また、幼少期から中学時代までハードに競泳をやっていたこともあり、人体の健康に関して学びたいとも考えていたので、湘南工科大学の人間環境学科は工学とスポーツの両方を学ぶのにピッタリだったんです。

工業高校もそうでしたが、湘南工科大学も女性は少なめです。でも、女子用のラウンジがあって、そこでリラックスしながら宿題をしたりランチしたりできるので、とっても居心地がいいです。

すべての経験に価値がある

大学生活はとても充実しています。人間環境学科は、実験レポートを分かりやすくまとめたり、グループワークの結果をみんなの前でプレゼンテーションするような授業が多くあります。社会に出たら今よりもっといろいろな人たちとコミュニケーションをとらなければいけなくなると思います。その時に相手に分かりやすく“伝える技術”を身につけておけば、よりスムーズにコミュニケーションし、円滑に仕事ができると思います。

私は経験したすべてのことに無駄なことは一つもないって思っています。悪いことも良いことも経験すること自体に価値がある。経験しなければ実際のところはどうなのか分からない。同じ経験をしたからって、みんなが同じことを感じるとは限りませんよね。私にとってすごく良いと思える経験も、ある人にとっては最悪な経験かもしれない。私は私自身がどう感じるかを知りたいので、とにかく興味が湧いたらどんどん挑戦して、より多くの経験を積み、たくさんのことを感じたいと思っています。

グループワークや
プロジェクトリーダーの
経験が今の私を創っている

大学入学と同時に、水泳の経験を生かしてライフセービングクラブにも所属し、授業が休みの時は、クラブの仲間と海で練習したり、クラブ主催のイベントに企画から携わったり、充実した日々を送っています。平日も休日も何かしらの活動をしているので、なかなか忙しい毎日です!
夏には、地域の子ども向けイベントのプロジェクトリーダーを務めました。コロナ禍で前例のない中での運営ということもあり苦労の連続でしたが、本当にいい経験になりました。もともと、人前で話すことが苦手だったのですが、課外活動でプロジェクトのリーダーを務めたり、大学の授業でグループワークなどを行ったりする中で、徐々に人前でも自分の意見をしっかり言えるようになってきたと思います。

特に「共通基盤ワークショップ」の授業では、初めて会った、学科の違う人たちと一つのチームになり課題について話し合います。初対面の人たちなので、性格も何も分かりません。そんな人たちと上手くコミュニケーションをとりながら課題を解決しなければいけないので、ものすごくエネルギーを使います。けれども“こんな風に思うんだ”とか、“ハッキリと自分の意見が言えてすごいな”など、たくさんの刺激を受けることができる、とても好きな授業の一つです。

スポーツ経験のある
私だからできるコト

ライフセービングも競泳もアルバイトも、始めたことにはすべてベストを尽くしたい。やれるところまで、とにかくやってみよう! それが私のモットーです。結果がどうなったとしてもすべての経験に無駄はない。本気でスポーツに取り組んできた私は、そう思っています。3年次後学期から研究室に仮配属になり研究活動が少しずつ始まります。それもまた今からドキドキしますがとても楽しみです。
私は人の上に立って引っ張っていくというより、チームを支えてプロジェクトを円滑に遂行できる存在になりたいんです。「あなたがいてよかった」、そう言われる人になりたいです。幼少期からスポーツを通じてチームワークの大切さを学んできた私だからそれができる。そう信じています。

※掲載内容・学年は取材時のものとなります。