[研究テーマ]
デジタル技術を用いた伝統的ものづくり技術・文化の保存と継承
[主な担当科目]
デザインプログラミング、センシングとモーション、バーチャルリアリティ
[取得学位]
博士(学術)
デジタル技術を用いた伝統的ものづくり技術・文化の保存と継承
[主な担当科目]
デザインプログラミング、センシングとモーション、バーチャルリアリティ
[取得学位]
博士(学術)
専門・研究分野
伝統的ものづくり、技術論、技術史、地域デザイン、デザイン文化、民俗
研究テーマ
デジタル技術を用いた伝統的ものづくり技術・文化の保存と継承
人びとは長い歴史の中でさまざまなものを作り、それらを使うことで生活を作ってきました。生活に合わせた多種多様な道具によって、人びとはそれぞれの生活文化を作りあげてきました。
効率や経済性に偏重した今日の社会において、先人から脈々と受け継がれてきた「ものづくり文化」はその重要性や今日的意義が顧みられないまま、私たちの生活から急速に姿を消そうとしています。博物館に眠るさまざまな生活用具たちは、かつては当たり前のように身の回りにあったのに、今ではその作り方も使う技術も分からなくなっているものも少なくありません。生活のために道具を作り、使う技術やその文化の保存は急務となっています。
一方で、今日ではさまざまなデジタル技術が発達してきました。同じ「技術」である最新機器も、扱い方によっては手仕事のような伝統的な技術と共存し、車の両輪のようにともに私たちの生活を支え豊かにしてくれるはずです。
3Dスキャンによる民具の形態解析やデジタルアーカイブ、モーションキャプチャ技術による職人や伝統芸能の動きの保存、数値化することによる職人たちの暗黙知の解明など、アナログとデジタルの両方の技術を用いつつ、私たちの生活にとって「ものづくり」とは何なのかを考えるとともに、より良い生活づくりを目指すための研究を進めています。
人びとは長い歴史の中でさまざまなものを作り、それらを使うことで生活を作ってきました。生活に合わせた多種多様な道具によって、人びとはそれぞれの生活文化を作りあげてきました。
効率や経済性に偏重した今日の社会において、先人から脈々と受け継がれてきた「ものづくり文化」はその重要性や今日的意義が顧みられないまま、私たちの生活から急速に姿を消そうとしています。博物館に眠るさまざまな生活用具たちは、かつては当たり前のように身の回りにあったのに、今ではその作り方も使う技術も分からなくなっているものも少なくありません。生活のために道具を作り、使う技術やその文化の保存は急務となっています。
一方で、今日ではさまざまなデジタル技術が発達してきました。同じ「技術」である最新機器も、扱い方によっては手仕事のような伝統的な技術と共存し、車の両輪のようにともに私たちの生活を支え豊かにしてくれるはずです。
3Dスキャンによる民具の形態解析やデジタルアーカイブ、モーションキャプチャ技術による職人や伝統芸能の動きの保存、数値化することによる職人たちの暗黙知の解明など、アナログとデジタルの両方の技術を用いつつ、私たちの生活にとって「ものづくり」とは何なのかを考えるとともに、より良い生活づくりを目指すための研究を進めています。
研究キーワード
伝統工芸、モーションキャプチャ、身体知・暗黙知、技術史、生活文化、鍛冶
SDGsとの関連
主な研究業績
- 千葉県における手仕事による鉄のものづくり : 房州鎌と型枠解体バールを事例として—Tool Making with Craftmanship in Chiba Prefecture : Case Studies of Boshu-Gama Sickle and Formwork Crowbar
土屋 篤生, 青木 宏展, 植田 憲
デザイン学研究 : 日本デザイン学会研究論文集 : bulletin of Japanese Society for the Science of Design 70(2) 1-10 2023年 - 野鍛冶にみる「文化としてのものづくり」 : 館山市の野鍛冶・鎌鍛冶の半生から—"Making Things as Culture" as Seen in a Blacksmith : A Case Study of a Blacksmith's Life in Tateyama City
土屋 篤生, 青木 宏展, 植田 憲
デザイン学研究 : 日本デザイン学会研究論文集 : bulletin of Japanese Society for the Science of Design 70(2) 11-18 2023年 - 戦後の家庭用包丁の変遷 : 婦人雑誌の記事分析を中心に
土屋 篤生, 青木 宏展, 植田 憲
ADCS research presentation thesis = アジアデザイン文化学会研究発表概要論文集 2 77-80 2021年5月 - 伝統的鍛冶工房のデジタル記録・再現を用いた展示デザイン—市原歴史博物館“I’ Museum”構想の一環として
》土屋 篤生, 艾 尭天, 陳 祉佑, 高木 友貴, 青木 宏展, 植田 憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 384 2021年 - コミュニティ映像づくりの効果に関する一考察—長野県・上田市における蚕都くらぶ・ま〜ゆとの協働に基づくドキュメンタリー制作プロジェクト(2)
孟 晗, 高橋 真央, 土屋 篤生, 蔡 奕屏, 王 一舟, 王 建明, 青木 宏展, 植田 憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 132 2021年 - 人間と機械の共存へ向けた指針 : ウィリアム・モリスの思想に基づいて
土屋 篤生, 青木 宏展, 植田 憲
ADCS research presentation thesis = アジアデザイン文化学会研究発表概要論文集 2020 250-253 2020年10月 - 千葉県における伝統的打刃物にみる伝統的鍛治文化 : 3Dスキャンデータによる形態分析
陳 誼菲, 土屋 篤生, 陳 祉佑, 艾 尭天, 青木 宏展, 植田 憲
ADCS research presentation thesis = アジアデザイン文化学会研究発表概要論文集 1 278-281 2020年10月 - 千葉県市原市牛久地区における伝統的鍛冶屋工房の変遷 : 千葉県の伝統的鍛冶文化を伝える展示デザインに向けて
艾 尭天, 土屋 篤生, 青木 宏展, 植田 憲
ADCS research presentation thesis = アジアデザイン文化学会研究発表概要論文集 1 282-285 2020年10月 - 無形民俗文化財「白間津大祭」にみられる担い手意識の醸成
土屋篤生, 植田憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 67(0) 76-77 2020年 - 千葉県における伝統的鍛冶文化にみられる人びとのつながり
陳誼菲, 土屋篤生, 宮田佳美, 植田憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 67(0) 66-67 2020年 - 地域通貨による協働的コミュニティの展開の軌跡を共有するための映像づくり
孟 晗, 高橋 真央, 土屋 篤生, 宮田 佳美, 王 建明, 青木 宏展, 植田 憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 70-70 2020年 - 千葉県における伝統的工芸万祝の共有化に資する取り組み
郭 庚熙, 土屋 篤生, 陳 誼菲, 柴田 一樹, 青木 宏展, 高木 友貴, 植田 憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 316-316 2020年 - 千葉県の鍛冶屋工房におけるスプリングハンマー周辺の空間特質
土屋篤生, 陳誼菲, 艾尭天, 植田憲
アジアデザイン文化学会 アジアデザイン文化学会研究発表概要論文集 2019 241-242 2019年12月 - 型紙の機械彫刻による伝統的工芸「万祝」の支援の試み
郭庚熙, 土屋篤生, 陳誼菲, 植田憲
アジアデザイン文化学会 アジアデザイン文化学会研究発表概要論文集 2019 13 229-230 2019年12月 - 四川乐山市夹江竹纸张特质分析
呉竹雅, 土屋篤生, 高木友貴, 植田憲
中国民間文芸家協会 民藝 11 32-36 2019年5月 - 熟練者が有する情報を引き出すためのモーションキャプチャの活用
土屋 篤生, 陳 誼菲, 高木 友貴, 植田 憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 490-490 2019年 - 千葉県における打刃物文化の再確認・再認識に基づくデザイン提案
陳 誼菲, 土屋 篤生, 郭 庚熙, 宮田 佳美, 青木 宏展, 高木 友貴, 植田 憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 496-496 2019年 - あるべき姿の導出・共有に基づく内発的コミュニティづくり
土屋篤生, 青木宏展, 植田憲
日本デザイン学会研究発表大会概要集 62(0) 237-238 2015年
主な所属学会
日本デザイン学会
趣味
クラシックギター