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~笑顔でわかろうを目指す~【ワカル屋でございます!】



~ 教育産業概論(スピンオフ) ~

<第139話> ちょっと分かって使う編 (2024.07.03掲載)

いらっしゃいませ。
ワカル屋でございます。
動画の4回目でございます。

今回は“ちょっと分かって使う”でございます。

私は仕事柄、数学を教えることが多いのですが、数学にもいろいろなものがあります。
ちょっと、皆さまにイメージしていただきたいのですが…
ズバリ、“数学”といったら何が頭に浮かびますか?
これ、いろいろな回答が考えられると思うのでございます。
まず、中学の数学ならば合同、相似……三平方の定理?(ピタゴラスの定理?)……
中点連結定理とか懐かしい響きかもしれませんね〜

もし、高校数学だったら何が浮かびますか?
因数分解、2次方程式の解の公式でしょうか?
中には、サイン、コサイン、タンジェント……
ほかには、確率とか???

恐らくなんですが、今、頭に浮かべていただいた内容は、当時ですね…
すごくできた分野であるか、できなかった分野の両極端ではないかと思うのでございます。
いわゆる“思い出”っていうものでございます。
特に数学の場合、 “暗記して使う”という悪い思い出になりがちでして、
ただし、原理というものにちょっとだけでも触れることで、暗記だけにならない数学が待っているのでございます。

例えばですね…
全国自治宝くじの“年末ジャンボ宝くじ”には1等、1等前後賞、1等組み違い賞、2等、3等……と7等までございます。
この最後の7等は、宝くじの下一桁を連番で10枚買いますと必ず1枚が当たるという仕組みになっております。
雑なイメージの考えではございますが、7等だけが10枚買えば1枚当たるので、当選確率は10分の1だとイメージができるのでございます。
ここで購入価格が1枚300円とすれば10分の1、つまり30円が当選獲得金みたいな気分。
この30円を数学では“期待値”というのです。つまり1枚300円の宝くじに期待できる金額は30円…となりますと、残りの270円は?
そう、
夢を買った
わけでございます。
だから、“ドリームジャンボ宝くじ”かどうかは分かりませんが、そんな風にちょっとだけ理由付けをすると数学も良い思い出に変わるのではないでしょうか?

いつの時代もそうですが、勉強ができない人はいないのです。
落ちこぼれもいません。置いてきぼりなだけです。
だから、やればできます!

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。

ありがとうございました。
店主敬白

<第138話> 高千穂あまてらす鉄道編 (2024.06.19掲載)

いらっしゃいませ

ワカル屋でございます。
ご来店誠にありがとうございます。

さて、少し前のお話なのですが、写真の駅に行ってまいりました。

ここは、宮崎県西臼杵郡高千穂町にあります。
そう!テッチャンならご存知の方もいらっしゃると思います。
高千穂あまてらす鉄道様です。

ここは、その昔の高千穂鉄道。
多くの地元の方の足でありました。
2005年の台風14号がこの地を襲い、路線の一部である2つの橋梁が流されてしまいます。
被害総額は約26億円。むなしくも、廃線へと追い込まれました。
しかし、地元の有志の力で2009年に鉄道ミニ公園として復活開園です。
ここからは以下をご覧ください。マンパワーの威力を感じます。

高千穂あまてらす鉄道 公式サイト | ストーリー

現在は観光的な部分と、何と実車(ディーゼル)の体験運転ができるんです!
兼ねてから、この体験をしたいと思っていて、ちょうど、熊本への仕事があったのもあり、そこから足を伸ばしてバスで高千穂に向かいました。

このディーゼルカーを先生のご指導のもと、実際に構内の一部分を時速20キロほどのスピードで運転させていただきました。
そして…最後に記念撮影もしていただきました。
この先生、その昔、学習塾で教えていたことがあるらしく、運転の仕方をとてもワカリ易く説明してくださり、全くの初心者の私でも運転ができました。
やはりワカリ易く説明するのはとても大事だなあ〜と痛感しつつ、念願が叶った幸せな瞬間でした。

また、お伺いしたいと思いますし、ぜひ、皆さまにもご来園していただきたいなあ〜と。
ちなみにグランドスーパーカートという列車に乗りますと風光明媚な、見晴らしのとてもきれいな場所へ連れて行ってくださいます。…私も乗りました(笑)

今回は私の感動話ばかりでスミマセン。

そろそろお時間でございます。

またのお越しを心からお待ち申し上げております。

ありがとうございます。

店主敬白
~ 教育産業概論(スピンオフ) ~

<第137話> 数字に動かされる私たち編 (2024.06.05掲載)

ご来店有り難うございます。
今回は動画の3回目。

テーマは“数字に動かされる私たち”でございます。
例えばでございます!

スーパーで5個298円と9個538円と書かれている同じ商品があるとします。
みなさまはどちらを買いますか?
一応、1個あたりの値段を調べてみますと
5個298円の1個あたりは59.6円
9個538円の1個あたりは59.7777……円およそ59.8円
わずかではありますが、冷静に判断すれば5個298円がお得ということになりますが、
思わず、多い方が安い!という固定観念がありますと、9個538円をご購入されるのではないかと思うのでございます。

数字というのは武器でございまして、何でも数値化されますと、そこから直感というのが働くようでございまして、何か暗示のように大量買いの方がお得と信じきってしまうのでございます。

さて私のもう一つのお仕事に塾や予備校の講師というものがございます。
この宣伝が結構面白いのでございます。
どこの塾・予備校も合格者数を掲載していますが、これも大量買いがお得と同じ現象が起きているようでございます。
例えば、A塾で県内トップの高校に合格した人数が50人に対して
B塾で同じ県内トップの高校に合格した人数が5人だったとします。
すると、A塾の評価が高くなるのは当たり前なのですが、これも冷静に考えると
在籍者数に対してどうなのか?だと思うわけでございます。
A塾が大手塾で、仮に在籍者200人のうち、県内トップの高校に合格した人が50人だとすると全体の25%、B塾が個人塾で、在籍者10人に対して、県内トップの高校に合格した人が5人だとすると全体の50%です。
合格率を見ますとB塾の方に軍配が上がるということなのです。
このように、合格者数争いをする前に合格率争いをするのが本来は正しい塾選びなのかなあ?と思ったりする訳です。
ほんと数字は心まで動かす凄い武器ですよね〜笑

ここで数字にちょっと興味がわいた方はいろいろ調べてみてくださいね〜まだまだ発見があると思いますので。

いつの時代もそうですが、勉強ができない人はいないのです。
落ちこぼれもいません。置いてきぼりなだけです。
だから、やればできます!

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。

ありがとうございました。

店主敬白

<第136話> 石山寺編 (2024.05.22掲載)

毎度、お越しいただき誠にありがとうございます。
ワカル屋店主、ゆあさひろかずでございます。

先日、滋賀県に2泊3日で仕事にお伺いした際に下車したJR石山駅。
改札を出ますと聞き覚えのあるお寺の名前を発見。“石山寺”
これって、もしかして、NHK大河ドラマ“光る君へ”の舞台???

早速、翌日の朝に拝観してまいりました。

立派な山門でございます。
大河ドラマの舞台という気持ちでお伺いしてしまったので、この光景を見た瞬間に気持ちが引き締まりました。
早速、山門をくぐりますと、それだけでご利益を感じます(笑)


拝観料を納めさせていただき、さらに奥へ。
階段を上がりますと目についたのが…

“紫式部源氏”の5文字…
正確にいうと、この写真の右手、看板の文字が“紫式部源氏”しか読めなかった。
その下の漢字が難しくて…苦笑
それでもワカル!
そう、源氏物語の著者は紫式部でございます!
(ここまで読まれた方には、私がいかに調べず、大河ドラマだけのミーハーな気持ちだけで失礼な拝観をしていたことがバレてしまいます……汗)

ここまでまいりましたので、恥ずかしい気持ちを捨て、いざ拝観!
(自由な私でスミマセン)
そのまま階段を上がりますと…

“源氏の間”と書いてありました。
どうやら、このお部屋にて紫式部は源氏物語を執筆されたようです。
これまた失礼なお話しなのですが、このお部屋を見た私の第一印象は
机が小さい!
でした。
源氏物語という超大作をこの机の上で書かれたということは、平素の私の机がとても広い???
さらに机の上には硯らしきものと筆、さらに巻物状の原稿用紙???
今風にいえば
“エコ執筆”
空想を張り巡らせて執筆する。紫式部はどんだけ賢かったのでしょうか?

平素、私も“なんちゃって著述業”をさせていただいているわけですが、机の上は資料だらけ。
まあ、扱う内容が異なるのもありますが…
しかしながら、シンプルなお部屋の方がアイデアがわくのは事実だなあ〜と。
少し真似をさせていただいて(できるかなあ???笑)
シンプルな机でこの原稿も含めて、いろいろな執筆をしていきたいと感じた次第です。
一つのことを通して行うには、目移りをするアイテムがあってはいけない
とワカッタ次第でございます。
情報過多は目移りを招く
この石山寺、ぜひ一度、拝観をお勧めしたいです。
素晴らしい光景だけでなく気持ちも落ち着きますから。

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。

合掌!

店主敬白

~ 教育産業概論(スピンオフ) ~

<第135話> ワカルから解ける編 (2024.05.08掲載)

ご来店ありがとうございます。
ワカル屋でございます。

さて、動画の2回目。
今回は、ワカルと解けるのお話でございます。
まず、イメージしてください。
ここに梱包されている荷物のひもがコマ結びになっていたとします。
このひもを解(ほど)くために、皆さまはどうなさいますでしょうか?
(1案)何となく、コマになっている塊部分を解(ほど)こうと指に力を加えていく。
(2案)コマになっている部分をまず観察して複数あるヒモのうち外側にあるひもをコヨリのように細くねじってひも自体を細くしてコマを緩めようとする。
(3案)めんどくさいから切る!
これ、結構あると思うのですが、SDGsの観点から“好ましくない”とか言われてしまいそうでございます。

さて、本題!
このコマ結びになったひもを解(ほど)くには、塊になっている部分の構造がワカッた方が解(ほど)きやすいと思われるのございます。
もちろん、解(ほど)くこと自体が不可能な場合もありますけれど、
一般的には
ワカルから解ける
だと思うのでございます。
しかしながら実際の教育現場ではいろいろな生徒さん、学生さんがいらっしゃるわけでして、
ワカルのに時間がかかってしまう
という方々も一定数いらっしゃいます。
その方々を置いてきぼりにいたしますと、いわゆる落ちこぼれが生じてしまいます。
その現場によって、対応はさまざまでございますが、私の場合、問題を解決するために、まずは問題の把握をきちんと行うようにしております。
ここで
場を読みます。
伝わった!と感じれば……勢いで問題解決に入ります。
もし、伝わらない!となれば……もう一度同じ説明をさせていただく前に“うまく説明できなくてごめんね”と謝るようにしています。
そうなると急に
場が変わります。
これが説明を聞いていただけるチャンスにつながります。
普段の生活でもそうですが、すべての事柄が必ずしも伝わっているとは限りません。

例えばです。
和菓子屋さんに行って、私が注文する際に“これください”とお願いをいたします。
”いくつですか?”と聞かれて
“えっ?私?60です”とか言ってしまい、的外れ(笑)
つまり早とちりでございます。
だから
“確認は大事”
この一言だと思います。
ワカッたつもりは解釈のズレが生じますので、ご注意されたしでございます。

いつの時代もそうですが、勉強ができない人はいないのです。
落ちこぼれもいません。置いてきぼりなだけです。
だから、やればできます!

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。

ありがとうございました。

店主敬白

<第134話> 生成AIの私編 (2024.04.24掲載)

ご来店ありがとうございます。
ワカル屋店主の湯浅でございます。
いつもご贔屓(ひいき)にしていただき誠に有難うございます。

さて、すでにお気づきかと思われますが、4月からこのワカル屋の私のイラストがリニューアルされております。

このワカル屋の歴代のイラスト、すべて湘南工科大学の学部生や院生に仕立てていただいているものでございます。
今年度は情報学部・情報学科2年の大川稔貴さんにお願いいたしました。
彼には最初、何となく“私の似顔絵を作ってもらえませんか?”と、依頼をいたしましたところ、“AIに描かせましょうか?”とのお返事。
流行じゃありませんか!
二つ返事でお願いすることにいたしました。

1週間も経過しないうちに大川さんから…
“2種類で各8,000枚刷ってきました”と軽く言われて驚愕の私でございます。

8,000枚刷った???8,000枚も私の似顔絵がある???
どうも画面上に表すことを“刷った”と言うらしいのですが、それにしても8,000枚!つまり
8,000種類の私の似顔絵があるということです。
何度も申し上げますが、8,000です(笑)

実際にその8,000枚を見させていただきますとこれが面白いのでございます。
正直なところ8,000枚のほとんどをパッと見ただけでございますが…笑
データの入力のさせ方なのでしょうか?
ヒゲの生えた私がいたり、鼻が強調されている私がいたり…
見ているうちに私に似ているのか、似ていないのか?…だんだん訳がわからなくなっていく始末。
そもそも自分がどんな顔だったかも忘れてしまう状態になってしまい…笑
もうgive up!
そこで少し条件を加えて、さらに精度を上げていただき、そこからさらに彼にセレクトしていただいたのが以下の5枚。

ほんと微妙な違いでございます。

それにしても生成AIをうまく使うと面白いことができるものでございます。

大学生の一部には、この生成AIを少々乱用しているところも目につきます。
つまり、全面的に内容を信じきってしまう。
アイデア的な部分と細かい手間のかかるところを多量の情報量を持つ生成AIにお願いしているのに、何でもかんでも正しいものとして扱ってしまうのは少々危険なところもまだあるようですので、少し注意して使いたいところでございます。

今回はアイデアと細かい手間のかかる部分をワカッての使用ですので、問題なくご紹介させていただいた次第でございます。

これからもいろんな私を作ってほしいなあ〜笑
ややイメチェン願望もありつつ笑

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。

店主敬白

~ 教育産業概論(スピンオフ) ~

<第133話> ワカリたいはず!編 (2024.04.10掲載)

ワカル屋でございます。
とうとう動画になってしまいました!

期間限定ではございますが、奇数回は私が大学でやらせていただいている講義「教育産業概論」から、「教えること&教わること」「情報などを伝え集めること」などについてお話しさせていただこうと思っております。
さて、記念すべき動画の第1回目は「ワカリたいはず!」でございます。

よく、高校の生徒さんや大学の学生さんから、“分からないんで教えて欲しいんですけど”と言われます。
そこで私は“どこ?”とお聞きしますと、“全部”。
これって私には正直なところ困ってしまうわけでございます。

しかしながら、この発言、分からないでもないんですね〜
きっとですね、最初はこの部分が分からない……と決めてお越しになるのですが、
いざ、質問するとなると、頭の中が真っ白になって、咄嗟(とっさ)に“全部”と言っている場合も少なくないからでございます。

質問に来る方の多くのパターンは2つございまして、
(パターン1)先生!さっき、〇〇先生から教わったのですが、どうしてですか?
これは、レベルの高い話題が多いですから、その場できちんと説明するとほぼ解決いたします。
(パターン2)先生! さっき、〇〇先生から教わったのですが、何を言っているのかが分からなくて……
これは、理解の欠如ですね。
この場合は、すぐに教えるのではなく、“今、時間ある?”と聞くように心がけています。
なぜなら、まずはお答えに対する心構えなんです。
実際、質問する方の多くはZ世代。
Z世代の方が悪いとかではなくてですね、この方々は一瞬にしてワカリたい方が多いんですね〜
たくさんのことを説明されると“うざい”となってしまう。

だから“今、時間ある?”なんです。
さらに、 “質問はこういうことだよね?”と復唱。
“これ、図で書くとね〜”なんて図で書いたりしてみますと、 “あ〜そういうこと!ワカリました!”と去る生徒さん学生さんも
たくさんいらっしゃいます。

実は問題の把握が解決だったりするわけでございます。
もちろん、これで解決しない時もあります。
そんな時は、笑顔で“ごめんね〜もう一度、最初から言うとね!”と繰り返すと大抵はうまくいくものです。
ダイレクトに質問に答える前に、一言、前置き。
つまり心構えはとても大事ですから、試してみてくださいね。

いつの時代もそうですが、勉強ができない人はいないのです。
落ちこぼれもいません。置いてきぼりなだけです。
だから、やればできます!

そろそろお時間でございます。
またのご来店を心からお待ち申し上げております。
ありがとうございました。
店主敬白

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