電動車椅子サッカーの全国大会に在学生が「ボランティアチャレンジ制度」を利用してサポートで参加しました。
2015年10月3日~4日に静岡県袋井市の小笠山総合運動公園・エコパアリーナで開催された「マルハンカップ第21回日本電動車椅子サッカー選手権大会」に、本学の学生が「ボランティアチャレンジ制度」を利用してサポートとして参加しました。参加したのは「社会貢献活動」で普段の練習や近隣で開催される試合のサポートをしている学生たちです。
報告をしてくれた人間環境学科3年の渡辺輝さんが電動車椅子サッカーの試合に同行するのは7回目ですが、全国から強豪16チームが集まる全国大会というのは今回が初めてとのこと。
本学が「社会貢献活動」を通してサポートをしているチーム「Yokohama Crackers」には、コンピュータ応用学科OBの三上勇輝さんがチームのキャプテンとして所属しています。また、情報工学科OBの丸山慎さんもマネージャーとして昨年まで活動を続けていました。
報告をしてくれた人間環境学科3年の渡辺輝さんが電動車椅子サッカーの試合に同行するのは7回目ですが、全国から強豪16チームが集まる全国大会というのは今回が初めてとのこと。
本学が「社会貢献活動」を通してサポートをしているチーム「Yokohama Crackers」には、コンピュータ応用学科OBの三上勇輝さんがチームのキャプテンとして所属しています。また、情報工学科OBの丸山慎さんもマネージャーとして昨年まで活動を続けていました。
画像説明文
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電動車椅子サッカーは、歩くことが出来ない、上体や首の保持が出来ない、指先しか動かせないなど、重度の障がいを持った人でも楽しむことが出来る数少ないスポーツです。また、性別制限がないため男女混合で参加が可能。海外ではパワーチェアーフットボール、パワーサッカーなどと呼ばれています。
学生たちが行ったのは、競技用バンパーの電動車椅子への着脱、ゼッケンの付け外し、試合中のドリンクの手渡し、クールダウンの補助などの選手に直接関わること以外にも、荷物運び、応援席スタンドへの横断幕設置、ビデオ撮影など多岐にわたります。
山ほどの試合グッズを何度も往復して運んだり、横断幕の取り付けに手こずるなど大変なこともありましたが「選手のみなさんから『ありがとう』と言われると、やってよかったと充実感がありました」と渡辺さん。また「障がいを持った家族がいるのですが、今までは何を言っているか分からないと思うことが多くありました。でも、大学で社会貢献活動やボランティアに参加し、外の人たちをサポートしていくなかで色々なことを勉強し、家族のことも少しずつ理解出来るようになってきたと感じています」とも話してくれました。
今年2015年4月、日本サッカー協会(JFA)は障がい者サッカー協議会を設立し、日本電動車椅子サッカー協会を含む7つの障がい者サッカー団体がその傘下に入りました。東京オリンピック・パラリンピック開催が決まったことにより、今後一層障がい者のスポーツ環境が整備されていくことが期待されます。
学生たちが行ったのは、競技用バンパーの電動車椅子への着脱、ゼッケンの付け外し、試合中のドリンクの手渡し、クールダウンの補助などの選手に直接関わること以外にも、荷物運び、応援席スタンドへの横断幕設置、ビデオ撮影など多岐にわたります。
山ほどの試合グッズを何度も往復して運んだり、横断幕の取り付けに手こずるなど大変なこともありましたが「選手のみなさんから『ありがとう』と言われると、やってよかったと充実感がありました」と渡辺さん。また「障がいを持った家族がいるのですが、今までは何を言っているか分からないと思うことが多くありました。でも、大学で社会貢献活動やボランティアに参加し、外の人たちをサポートしていくなかで色々なことを勉強し、家族のことも少しずつ理解出来るようになってきたと感じています」とも話してくれました。
今年2015年4月、日本サッカー協会(JFA)は障がい者サッカー協議会を設立し、日本電動車椅子サッカー協会を含む7つの障がい者サッカー団体がその傘下に入りました。東京オリンピック・パラリンピック開催が決まったことにより、今後一層障がい者のスポーツ環境が整備されていくことが期待されます。
本学学生とOB三上さん
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