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高野研究室生が国際福祉機器展にポスターを展示


コンピュータデザイン学科高野研究室の学生が、国際福祉機器展に車いすのデザインポスターを出展しました。

2015年10月7日~9日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第42回国際福祉機器展 H.C.R.2015」に本学コンピュータデザイン学科(現:総合デザイン学科)高野研究室4年の木村圭汰さんが、株式会社コーヤシステムデザイン(東京・町田市)と共同研究を進めている介助車イスのデザインポスターを出展しました。

木村さんが研究を進める「介護用座位変換型車いす」は、本学とコーヤシステムデザイン、慶應義塾大学機械工学科の産学共同で開発を進めているもので、木村さんは主にデザインを担当しています。

木村さんは、「老人介護施設などで使用されている既存の車いすの多くは、機能や価格の安さが重要視され、介護者にとっては道具としての認識が強く、室内環境に沿ったデザイン性などを考慮されたものが少ないのが現状です」とこの研究に携わる思いを話します。

今回のポスターでは、さまざまなデータ分析を基に、ユーザーの快適性と使い手を考慮した室内環境に優しい車いすのデザイン案を紹介しました。
現在は、CADを用いながら、バーチャルワーキングモデルを構築。今後は、実際にワーキングモデルを製作し、検証などを行う予定です。

大学で、設計とデザインの両方を学びたかった木村さんは、「企業と大学が共同で研究を進めるこのプロジェクトは、プロトタイプまで作れるのが魅力です。来年の展示会には、車いすの実機を製作して展示するのを目標にしています」とすでに先を見据えた計画で研究を進めています。
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