2016年9月、電気情報工学専攻の大学院生が、情報科学技術フォーラムで奨励賞を受賞しました。
大学院電気情報工学専攻博士前期課程1年の大島康徳さん(長沢可也研究室)が、2016年9月7日~9日に富山県の富山大学で開催された「第15回情報科学技術フォーラム」の一般講演で発表し、奨励賞を受賞しました。
同フォーラムは、情報処理学会と電子情報通信学会の情報・システムソサイエティおよびヒューマンコミュニケーショングループとの共催で年1度開催されるイベントです。
大島さんは、「国宝『一遍上人絵伝』の踊念仏の踊りシーケンスの検討」を発表し、3DCG技術によって、踊り念仏の踊りのシーケンスの復元したことが高く評価され、受賞となりました。
大島さんは、「藤沢の片瀬浜など、5つある踊りの場面で、一番外周で踊っている僧侶のポーズを3D化し、時計回りにつなげることで、踊りの振り付けが復元できると仮定し、アニメーションを制作しました。また、年代が異なる複数の場面に描かれている踊りを復元し、比較することで踊り念仏の踊りが、年代によって変化していくことを明らかにすることができました」と話しています。
「今後は、踊りのシーケンスをさらに検討していくためのアプリ開発を行い、一般に公開していく予定です」と研究に対する成果も話してくれました。
同フォーラムは、情報処理学会と電子情報通信学会の情報・システムソサイエティおよびヒューマンコミュニケーショングループとの共催で年1度開催されるイベントです。
大島さんは、「国宝『一遍上人絵伝』の踊念仏の踊りシーケンスの検討」を発表し、3DCG技術によって、踊り念仏の踊りのシーケンスの復元したことが高く評価され、受賞となりました。
大島さんは、「藤沢の片瀬浜など、5つある踊りの場面で、一番外周で踊っている僧侶のポーズを3D化し、時計回りにつなげることで、踊りの振り付けが復元できると仮定し、アニメーションを制作しました。また、年代が異なる複数の場面に描かれている踊りを復元し、比較することで踊り念仏の踊りが、年代によって変化していくことを明らかにすることができました」と話しています。
「今後は、踊りのシーケンスをさらに検討していくためのアプリ開発を行い、一般に公開していく予定です」と研究に対する成果も話してくれました。