2016年10月1日、機械工学専攻の大学院生が、日本デザイン学会秋季大会で奨励賞を受賞しました。
2016年10月1日、大学院機械工学専攻博士前期課程1年の木村圭汰さん(高野研究室)が、東京都新宿区の武蔵野美術大学で開催された日本デザイン学会平成28年度秋季企画大会の学生プロポジションにおいて、奨励賞を受賞しました。
同大会は、大学や大学院、専門学校でデザインを学ぶ学生が、日頃の研究成果を発表し、交流することで幅広いデザインの知と技を共有することを目的に開催しているもので、今回は「デザインの哲学~豊かさを再考する」をテーマに、全国14校の教育機関が参加しました。
木村さんは、研究テーマ「介護式座位変換型車いすのデザインの研究」を発表。この研究は、昨年より株式会社コーヤシステムデザイン(東京・町田市)、慶應義塾大学機械工学科と産学共同で進めてきたプロジェクトで、既存の機能や価格の安さが重要視された車いすとは異なり、介護者と要介護者にとっての機能面はもちろんのこと、室内環境に沿ったデザイン性を考慮した製品になっています。
木村さんは、「研究を進めていくと『本当に自分の研究は正しいのか』と疑問を持つことが多々あるのですが、この様な公の場で発表を行うと、ほかの学生が何をやっているのか知ることができ、広い視点から自分の研究に対し良い点・改善すべき点に気づくことが出来ました」と振り返ります。また、「今回結果として、賞をいただくことが出来たので、今後研究を進めるための自信につながりました」とも話しています。
同大会は、大学や大学院、専門学校でデザインを学ぶ学生が、日頃の研究成果を発表し、交流することで幅広いデザインの知と技を共有することを目的に開催しているもので、今回は「デザインの哲学~豊かさを再考する」をテーマに、全国14校の教育機関が参加しました。
木村さんは、研究テーマ「介護式座位変換型車いすのデザインの研究」を発表。この研究は、昨年より株式会社コーヤシステムデザイン(東京・町田市)、慶應義塾大学機械工学科と産学共同で進めてきたプロジェクトで、既存の機能や価格の安さが重要視された車いすとは異なり、介護者と要介護者にとっての機能面はもちろんのこと、室内環境に沿ったデザイン性を考慮した製品になっています。
木村さんは、「研究を進めていくと『本当に自分の研究は正しいのか』と疑問を持つことが多々あるのですが、この様な公の場で発表を行うと、ほかの学生が何をやっているのか知ることができ、広い視点から自分の研究に対し良い点・改善すべき点に気づくことが出来ました」と振り返ります。また、「今回結果として、賞をいただくことが出来たので、今後研究を進めるための自信につながりました」とも話しています。