機械工学専攻 高野研究室の大学院生が、国際福祉機器展に産学共同開発の車いすを出展しました。
2016年10月12日~14日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された「第43回国際福祉機器展 H.C.R.2016」に、大学院機械工学専攻高野研究室に在籍する木村圭汰さん(博士前期課程1年)が、株式会社コーヤシステムデザイン(東京・町田市)と共同研究を進めている車いすの実機を出展しました。
木村さんが研究を進める「介護式座位変換型車いす」は、本学とコーヤシステムデザイン、慶應義塾大学機械工学科の産学共同で開発を進めているもので、木村さんは主にデザインを担当しています。この研究は、昨年から引き続き行われているもので、さまざまなデータ分析を基に、ユーザーの快適性と使い手を考慮した室内環境に優しい車いすのデザイン案を制作し、CADでバーチャルワーキングモデルを構築しました。その後は、ワーキングモデルを元にデザイン検討を進め、1/1プロトタイプの製作までこぎ着けました。
木村さんが研究を進める「介護式座位変換型車いす」は、本学とコーヤシステムデザイン、慶應義塾大学機械工学科の産学共同で開発を進めているもので、木村さんは主にデザインを担当しています。この研究は、昨年から引き続き行われているもので、さまざまなデータ分析を基に、ユーザーの快適性と使い手を考慮した室内環境に優しい車いすのデザイン案を制作し、CADでバーチャルワーキングモデルを構築しました。その後は、ワーキングモデルを元にデザイン検討を進め、1/1プロトタイプの製作までこぎ着けました。
木村さんは、「ここまでの機能モデルを製作した経験がほとんどなかったため、自分がデザインしている時の完成イメージがうまく表現できた点、出来なかった点、ここを考えておくべきだった、改善する必要があるなど、非常に多くのことに気づかされました。こういった経験を出来たことが、本当に良かったです」と話しながら、「協力をいただいた企業の方には、商品を開発する上での考え方、取り組み方などさまざまな事を学ばせていただき、非常にありがたく思います」と感謝の言葉も述べていました。