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大学院生が情報処理学会全国大会で学生奨励賞受賞


2017年3月16日~18日、 愛知県名古屋市の名古屋大学で開催された「情報処理学会第79回全国大会」の学生セッションで発表した大学院電気情報工学専攻博士前期課程2年の柏倉 歩さんが、学生奨励賞を受賞しました。

同大会は、情報処理学会が年に一度開催する学会最大のイベントで、最新の学術・技術動向や、情報に関する新しい研究成果やアイディア発表を通し意見交換・交流などを行っています。今年度は、約1,200件の学生セッションと約200件の一般セッションに加えて、招待講演やパネル討論など、さまざまなイベントが開催されました。

柏倉さんは全国から集まった大学生・大学院生の中で、「非専門プログラマのためのJavaScript言語の拡張:共有可能own変数」を発表。柏倉さんが学部生の時から研究しているJavaScriptを改良した新言語開発の一環で、JavaScriptプログラミングにおいて、一般のJavascriptの関数機能の中で非専門プログラマーに難しいとされている部分を新たな構文を追加することで容易にプログラミングできるようにしたことが高く評価されました。
柏倉さんは、「卒業を目前に、この研究を集大成として発表でき、またそれを評価していただいたことが嬉しいです。提案がシンプルで分かりやすく、実装できていることが評価につながったと思います」と振り返りました。
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