2019年10月5日・6日、総合デザイン学科の3年生が「総合デザインプロジェクト3」空間グループの授業の一環として、藤沢市の旧近藤邸前庭において、企画展「庭園図書館」を開催しました。主催は湘南工科大学総合デザイン学科、共催は藤沢市。
会期中には、学生たち自身でシナリオや発声・音、動きの構成までを考えた、12人の学生による約7分間の朗読パフォーマンスを2日間で計6回実施。展示空間を縦横に移動しながらみせる舞台さながらの集団パフォーマンスと芝地に広がる空の下の図書館を、訪れた人たちは思い思いに楽しんでいました。2日間で約350人が来場し、盛況の内に幕を閉じました。
同授業は、学生が主体となって構想から実現までのプロセスを展開し、モノづくりの楽しさを学生自身が得ながら、これまでに学んだ知識と技術を実践的に高めていくことを目的としています。
参加学生:総合デザイン学科3年/淺尾 有琳佳、安藤 空、稲葉 啓太、清野 風海、坂下 稜典、新堀 航平、立石 裕士、田村 友貴、平松 剛士、藤岡 恋々音、三橋 こすも、喬 鳴(敬称略)
会期中には、学生たち自身でシナリオや発声・音、動きの構成までを考えた、12人の学生による約7分間の朗読パフォーマンスを2日間で計6回実施。展示空間を縦横に移動しながらみせる舞台さながらの集団パフォーマンスと芝地に広がる空の下の図書館を、訪れた人たちは思い思いに楽しんでいました。2日間で約350人が来場し、盛況の内に幕を閉じました。
同授業は、学生が主体となって構想から実現までのプロセスを展開し、モノづくりの楽しさを学生自身が得ながら、これまでに学んだ知識と技術を実践的に高めていくことを目的としています。
参加学生:総合デザイン学科3年/淺尾 有琳佳、安藤 空、稲葉 啓太、清野 風海、坂下 稜典、新堀 航平、立石 裕士、田村 友貴、平松 剛士、藤岡 恋々音、三橋 こすも、喬 鳴(敬称略)
参加学生のコメント:
「この授業での製作物は“体験できるもの”として設計しているので、子どもから大人まで実際に作品に触れて楽しんでくれる、こういった屋外展示の機会があるのは嬉しいです」(田村 友貴さん)
「『総合デザインプロジェクト3』は設計したものを実際の大きさで製作することができる貴重な授業。オープンキャンパスの際に学内の中庭で行った同様の作品展示では、大人が興味を持つものと、子どもが興味を持つものが違う、ということが分かりませんでした。自分の作品で子どもたちが自由に絵を描いたり遊んだりしてくれるのも嬉しくて、今回の展示ではさまざまな気づきを得ました」(安藤 空さん)
「オープンキャンパスでの学内展示と違って、誰がどんな意図でつくっているか何も分からずに、偶然通りかかった人々が自然に展示空間に入ってきて、本を手に取ったり、寝っ転がって絵本を読み始めたり、まるで室内の図書館と同じことが起きていることは新鮮な気づきでした。自分が考えていたコンセプトを全く知らずに自由に鑑賞者が作品に触れたり感じたりしてくれるのは楽しいです」(藤岡 恋々音さん)
「設計については、面白いデザインでありつつ倒れたりしないようにするにはどの形状がよいか、試行錯誤を繰り返しました。また、この授業を通して、仕事は早く終わらせないといけない、ということを学びました。早目に仕上げれば、より完成度もあげられるし、次の作品づくりに取りかかれるということが、一連の作業のなかで理解できました」(立石 裕士さん)
空間グループ担当/中尾 寛教授のコメント:
「一般的ではない屋外の図書館というプロジェクトに対し、空間を考え、図面を作成し、レイアウトし、朗読パフォーマンスのプログラムもアートとして完成度の高いものに学生たちはよく仕上げたと思います。1年のときはのこぎりを使わせれば手を切ったりしていた彼らが、3年の今はこのように大きな作品も安全に安心して製作を任せられるようになりました。学生たちにはとにかく面白くつくるよう指導しています。面白くつくる、を意識すると自分の作品に対しての責任感、他者に対してのマナーなどが自然と身につきます。学生たちには、面白い人になってほしいです。面白い人こそ社会に貢献する人材なのですから」
「この授業での製作物は“体験できるもの”として設計しているので、子どもから大人まで実際に作品に触れて楽しんでくれる、こういった屋外展示の機会があるのは嬉しいです」(田村 友貴さん)
「『総合デザインプロジェクト3』は設計したものを実際の大きさで製作することができる貴重な授業。オープンキャンパスの際に学内の中庭で行った同様の作品展示では、大人が興味を持つものと、子どもが興味を持つものが違う、ということが分かりませんでした。自分の作品で子どもたちが自由に絵を描いたり遊んだりしてくれるのも嬉しくて、今回の展示ではさまざまな気づきを得ました」(安藤 空さん)
「オープンキャンパスでの学内展示と違って、誰がどんな意図でつくっているか何も分からずに、偶然通りかかった人々が自然に展示空間に入ってきて、本を手に取ったり、寝っ転がって絵本を読み始めたり、まるで室内の図書館と同じことが起きていることは新鮮な気づきでした。自分が考えていたコンセプトを全く知らずに自由に鑑賞者が作品に触れたり感じたりしてくれるのは楽しいです」(藤岡 恋々音さん)
「設計については、面白いデザインでありつつ倒れたりしないようにするにはどの形状がよいか、試行錯誤を繰り返しました。また、この授業を通して、仕事は早く終わらせないといけない、ということを学びました。早目に仕上げれば、より完成度もあげられるし、次の作品づくりに取りかかれるということが、一連の作業のなかで理解できました」(立石 裕士さん)
空間グループ担当/中尾 寛教授のコメント:
「一般的ではない屋外の図書館というプロジェクトに対し、空間を考え、図面を作成し、レイアウトし、朗読パフォーマンスのプログラムもアートとして完成度の高いものに学生たちはよく仕上げたと思います。1年のときはのこぎりを使わせれば手を切ったりしていた彼らが、3年の今はこのように大きな作品も安全に安心して製作を任せられるようになりました。学生たちにはとにかく面白くつくるよう指導しています。面白くつくる、を意識すると自分の作品に対しての責任感、他者に対してのマナーなどが自然と身につきます。学生たちには、面白い人になってほしいです。面白い人こそ社会に貢献する人材なのですから」