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電気電子工学科の成田教授が気象文化大賞を5年連続受賞


2020年6月17日、本学電気電子工学科の成田知巳教授が「第10回気象文化大賞」を受賞しました。主催は、一般財団法人WNI気象文化創造センターで、同賞の受賞は、5年連続。

同賞は、気象文化を広めるために、従来の発想にとらわれない知恵を幅広く結集し、気象の減災・自助・共助、経済的利用、環境問題などへの対応における実用的な気象研究・活動について、新たなる研究・活動計画、または革新的な成果をあげた個人および団体のこれからの発展を願い「気象文化大賞」として表彰し、研究・活動について助成するものです。

成田教授は、全世界の落雷位置情報を、インターネットを介して共有する落雷位置標定ネットワーク構築プロジェクト「Blitzortung.org(ブリッツ)」を日本に初導入し、東京大学をはじめ、全国の国立大学などを先導して共同研究を進めた結果、現在は、国内46カ所、国外20カ所に受信局を設置。国内はもとより、東南アジアやオセアニア地域でも最大の落雷位置標定ネットワークとして取り組みをを広げています。

受賞テーマは「アジア・太平洋地域の国境なき落雷観測網の構築」。
需要が高まるアジア・オセアニア地域への設置をさらに広げて、雷が発生する仕組みや集中豪雨など雷関連の事故防止に役立てながら、防災システムのネットワーク構築、落雷多発地域の被害減少につなげていきます。

気象文化大賞
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