2020年9月24日~26日、情報工学科の浅野俊幸教授が、オンラインで開催された「第48回可視化情報シンポジウム」のアートコンテストにおいて、大賞を受賞しました。主催は、(一社)可視化情報学会。
同シンポジウムは、さまざまな分野における可視化情報に関する研究交流を活発に行うことによって、可視化情報の利用技術を広範囲に発展させることを目的に開催されています。
受賞した作品は「プロジェクションマッピングによる避難シミュレーションの可視化」。
浅野教授はこの研究にあたり、以下のように話しています。
近年、集中豪雨等による河川氾濫の増加や地震等による大規模火災が発生していて、特に都市部では建物が密集し、視界が制限されるため、周囲の被災状況を把握しにくいという問題点があります。そこで、浸水・火災発生時の徒歩避難シミュレーション結果を模型に、プロジェクションマッピングすることで、さまざまな角度からの被災状況の見え方を変えられるようにしました。プロジェクションマッピングでは浸水や火災のシミュレーション結果に加えて、避難者を黄色い点で描き、道路の混雑状況により移動速度が制限される様子等を描画しました。本作品で災害時の被災・避難状況を俯瞰的な視点で事前に体験しておくことによって、災害時の避難者の安全・安心の向上につながることが期待されます。
同シンポジウムは、さまざまな分野における可視化情報に関する研究交流を活発に行うことによって、可視化情報の利用技術を広範囲に発展させることを目的に開催されています。
受賞した作品は「プロジェクションマッピングによる避難シミュレーションの可視化」。
浅野教授はこの研究にあたり、以下のように話しています。
近年、集中豪雨等による河川氾濫の増加や地震等による大規模火災が発生していて、特に都市部では建物が密集し、視界が制限されるため、周囲の被災状況を把握しにくいという問題点があります。そこで、浸水・火災発生時の徒歩避難シミュレーション結果を模型に、プロジェクションマッピングすることで、さまざまな角度からの被災状況の見え方を変えられるようにしました。プロジェクションマッピングでは浸水や火災のシミュレーション結果に加えて、避難者を黄色い点で描き、道路の混雑状況により移動速度が制限される様子等を描画しました。本作品で災害時の被災・避難状況を俯瞰的な視点で事前に体験しておくことによって、災害時の避難者の安全・安心の向上につながることが期待されます。